5月8日(土)NHKのBSプレミアム
ネコメンタリー 特別編
養老先生とまる
鎌倉に暮らす
* * *
お互いに「生きているんだね」と
言葉のない会話をする。
それ以上に言うことがあるだろうか。
やかましい理屈を言わなくても
顏を見ていればそれでいい。
それが猫といるいいところ。
~ まる (スコティッシュフォールド) ~
まるは医学博士(解剖学)・養老孟司先生の愛猫
鎌倉の家で一緒に暮らしていました。
何度もテレビに出演した有名な猫でしたが
2020年12月21日に永眠。
18歳(人間でいうと90歳前後)でした。
まるの訃報は
地元の神奈川新聞を始め毎日新聞、産経新聞など
多くの新聞社が報道したようです。
~ 大事な書類の上に寝転ぶまる ~
この特別編は、まるの普段の様子や
先生との暮らしぶり、まるへの想いなどが
先生の言葉で語られていて
深いところで考えさせられる魅力ある番組でした。
~ パソコン操作の邪魔をしに来たまる ~
猫ははっきり言って仕事の邪魔だ。
パソコンのキーボードにちょっかいを出す
机の上の書類の上に寝転ぶ
しかも一番大事な書類の上に。
猫は誰かが注目している所に行きたがる。
これは猫の特性らしい。
「自分をかまえ」と言っているらしい。
* * *
猫の生きるための物差しは
必要なものを手に入れた後は寝ている。
変ったことはないけれど
それで充分なのだと思う。
しかし
食べて、寝て、遊ぶだけ。
そういう動物が近くにいると、働く気が失せる。
なんで俺だけが働くのか?
先生はつぶやく。
* * *
まるが外で過ごす時
大した変化はなくとも、たまにハクビシンが通ったというような
少しの変化はある。
それで充分なのだろう。
* * *
猫に理屈はない。
感覚で生きるか、理屈で生きるか。
感覚を通すと同じものは一つと無い。
猫は日々に新たなのだ。
。・ 。=^_^= 。・。
~ 猫は大事なところをつかんでいる ~
養老先生とまるの生活ぶりを見たり
まるを通しての深遠な語りを聞くのは
脳と心を刺激されてとても楽しかった。
まるのいなくなった家で
先生は今頃何をつぶやいているのだろう。
そっと聞いてみたい気がする。
※2003年に出版された「バカの壁」は419万部を記録し
戦後日本の歴代ベストセラー4位となった。
~ウィキぺディアより~
1匹の猫の訃報を多くの新聞社が報じていますね。
それだけの魅力を、この「まる」は持っていたようです。
何度もテレビや著書の中に登場したことでも、
その一端をうかがい知ることができます。
養老先生と「まる」は、ある面同士のようなもので
お互いになくてはならない存在だったようです。
ほんと、先生の現在の心境を聞いて見たいです。
いずれ著書の中で紹介されるのかもしれないですね。
こうして有名になる子は少ないですね
年齢からすると長生きしてるので仕方ないかなと思いますが飼い主としては一番来てほしくない時
これからの喪失感厳しいでしょうね
犬と違って聞き分けがよくない自由奔放な生き方に共感できる人にとってはツンデレもまたいい仕草なんでしょうね
そうですね、先生とまるは人生を共に生きる同士。
互いに生きていることを確認しながら、互いの領域を侵さず深いところで繋がっている、
そんな風に感じました。
子供を一人育てたくらいの間一緒にいたのですから、先生の喪失感はとても大きいと思います。
私は飼い犬と16年間一緒にいて、亡くなった時には辛くて、思い出しては泣いていました。
一年間はダメでした。
また先生のまるとの生活について、著書が出るかも知れませんね。
「猫は大事なところをつかんでいる」この意味をもっと知りたいと思います(^_-)-☆
そうですね、著名人の飼い猫でもこのように有名になる猫はほとんどいませんね。
猫はどの猫も同じように「食べて」「寝て」「遊んで」と
同じような生活を送っていると思うのですが、まるの場合は、
先生のまるへのスタンスと、猫という生き物への想いが、
先生がいてまるがいる、まるがいて先生がいる、と言った魅力的な雰囲気を
醸していたのだと思います。
先生の喪失感は大変なものでしょうね。
私は飼い犬を亡くした時には辛くて、思い出してはいつまでも泣いていました。
もうあんな悲しい思いはしたくないです。
猫のフーテンの寅的なところは、一種羨ましさも感じます。
猫を愛する人たちは、そこがいいのかなあ、と思っています(^_-)-☆
話題になることは 多い様ですが
猫の話題
貴重で 素晴らしいですね
猫も飼い主によって 性格もかわるのでしょうね
「脳も筋肉で動いているんですよ」 と
遠い昔に聞いた養老先生の言葉
忘れられません
筋肉を鍛えるということは身体だけでなく心も豊かにするんですね
久しぶりに思い出させていただきました
そうですね、ワンちゃんは健気に人の役に立とうとしたり、
人の気持ちを汲んで行動出来る能力がありますね。
それで多くの感動的な話が語り継がれています。
犬に名犬がいても、猫に名猫は聞きませんしね。
でも猫の魅力は深くて、私の語彙力では表せられないのですが、
養老先生の「猫は大事なところをつかんでいる」このことが
猫の魅力の本質をついているようで、流石だなあと気に入りました。
猫も持って生まれた個性もあると思いますが、接する人間、接し方によっても
性格が変ってくるように思います。
まるは飼い主が養老先生だから、こんなにのんびりと過ごせていたのでしょうね。
食べて、寝て、遊ぶ。それでいい。と言って下さっているんですもんね(^_-)-☆
それは養老先生らしい言葉ですね♪
先生のお話は、時に科学的であり時には哲学的あったりして、
簡単な言葉でつぶやいているようでも内容は凄く深かったりします。
そうですね、脳と身体は切っても切り離せませんね。
脳あっての身体、脳あっての心ですね。
体を動かすと頭もすっきりして豊かな気分になります~♡
養老先生の語りは素敵ですね(^_-)-☆