~* 中国のお土産のストラップ *~
先日、ゆりさんのブログで、七宝焼きのしおりが見つかったと記事にされていました。
源氏物語の本に挟んで忘れていたそうです。
本体も美しいのですが、そこに付けられた*飾り結び*も美しく目を引きました。
そこで、家にも幾つかあったなあ、と思い探してみました。
こちらは菊結びか吉祥結びに*玉結び*が可愛らしいですね。
~* 中国製バッグの飾り *~
こちらも「吉祥結び」か「菊結び」かと思われます。
モコモコしたゴブラン織りですから、冬場に荷物を詰め込んで重宝しています。
飾り結びが崩れてしまい惜しいことになっています。
~* 子供たちの賞状入れの飾り *~
「吉祥結び」か「菊結び」
どちらでしょう~?
賞状入れなので吉祥結びですかね~
~* 嫁入り道具の和タンスの飾り房 *~
子供たちに引っ張られて哀れな状態ですが、
何とかちぎれずに残っていました。
嫁入りのタンスということでやはり「吉祥結び」ですかね。
~* 夏用帯締め *~
組紐に「玉結び」
~* 繭玉の掛け香 *~
そう言えば、玄関に吊っていたこの掛け香を忘れていました。
繭玉に良い香りが沁み込ませてあって、きれいな飾り結びがなされています。
この結び方は「几帳結び」か「総角結び」のどちらかと思います。
※3月21日に追加しました。
* * *
飾り結びの発祥は中国のようですね。
その技術が日本に渡ってからは、いろんな分野に取り入れられ、
お茶の世界では、抹茶を入れる「茶入れ」の袋を結ぶための
複雑な飾り結びにも発展しています。
それは複雑なるが故に、一度開いたら二度と同じには結べなくなります。
毒を盛られる時代に、それを防ぐために鍵の役割を果たしたと言われています。
ですが、一度結ばれた飾り結びは、茶入れの複雑な飾り結びでなくとも、
我が家にある基本的な結び方でも、崩れた形は復元しにくくなっています。
こちらを引けばあちらが短くなって、二度と同じくなりません(^^;)
このことを知っていれば、もう少しきれいに保てていたのに、
と残念に思っています。
皆さんのお宅にも飾り結びがあると思います。
探してみてはいかがでしょう~
※結び方の名前をご存じの方、教えて頂けますと嬉しいです(^_-)-☆
これだけの飾り結びを大切に保存されているのには感心しました。
吉祥結びとか菊結びだとか詳しいことは知りませんが、
なんといっても結びとつくのですから縁起の良さにつながりますね。
いずれの結び方も芸術的で素晴らしいものばかりです。
この複雑な結び方は人の手でしかできないことでしょうから、それだけに価値がありますね。
こんばんは。
まったく知らない世界です。
我が家に飾り結びのような高尚なものがあるのでしょうか?
きっと探しまくってもないと思います。(笑)
「茶入れ」の袋を結ぶ飾り結びについてはとても興味があります。
これなら毒を盛ろうと企んでもばれてしまいますね。
なるほど、そんな工夫がされていたのですね。
凄く勉強になりました。
韓国へ行った時に女性のお土産に、お守りである「のりげ」を購入しましたが
帯に飾る様にと渡してしまいましたので定かでは有りませんが
あれも確か色んな結び方がされていた様な気がします。とても喜んで頂いた一品でした。
越後美人さま
こんばんは
飾り結び色々あるのですね
いずれにしましてもそんな飾り結びは
とても大切なものそして美しく保管したいものに結ばれたものでしょうね
越後美人さまはそれらを大切にされていて感心いたします
面白いことがあるのです私がもう随分以前のことになりますが
茶壺を結んだ時私の兄がその結び方に興味を抱いたらしく
次に出張で我が家に立ち寄ったとき一冊の本を置いて行きました
それは「花むすび」という本でした
勿論茶道のそれとは意義も技法も異なりますが
流儀を離れて結び方を知ることには興味を持ちました
私達お茶の作法で濃い茶入れを結びますがその方法とは随分違った結び方が
沢山掲載されていました
そんな茶入れ結びばかりではなく
大切な箱結びなども紹介されていました
越後美人さまがご紹介くださったように日常生活のなかに複雑で美しい結び方があるのですね
ありがとうございます
普段何気なく使っている物でしたから、特に大切な物だという意識は無かったのですが、
一つ一つ手で美しく結んだ物という、その価値にこのたび目覚めた気がします。
もっと早くに気づいていれば、子供たちに引っ張られて放ってはおかなかったと思います。
知識がないということは、残念なことですね(^^;)
この飾り結びは、これだけ見ると美しいと思えますが、
生活の中に馴染んでいて、家人に聞いても誰も知らないと言うと思います。
「そんなものがあったかなあ?」と返事が返ってきそうです(^^;)
ですからfukurouさん宅にも、気をつけて見るとあるかも知れません。
茶入れの飾り結びはとても美しいです。
ネットで見られると思いますので、一度ご覧くださいね(^_-)-☆
飾り結びはいろいろとありますね。
我が家にあるのは基本的な結び方ばかりですが、複雑でもっと美しいものがいっぱいです。
もっと早くこの飾り結びの価値を知っていたら、ここまで崩すこともなく、
きれいなままを保てていたのに、と残念に思っています。
「花結び」の本は私も見たことがあります。
あまりに難しそうなので買わず仕舞いです。
茶入れの紐を花結びにしたらきれいでしょうね。
息子さんがその本を買って来て下さるなんて、さすが美意識が高いなあと感心しました。
小さい頃から美しいものに囲まれて育った証拠ですね。
我が家の息子は、そういった美的なものには全然感心がないです(^^;)
箱結びでも美しく結ばれていたら素敵でしょうね。
私もその本をもう一度ゆっくりと見てみたいと思います(^_-)-☆