今日は3月3日、お雛祭りですね。
三月のメイン行事ですから、お道具も雛尽くしで楽しくお稽古します。
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今回のお稽古の主役は、このお雛さまが描かれた丸いお棗です。
お棗(なつめ)は抹茶を入れる容器のことで、丸いので「日の丸棗」と呼ばれています。
日の丸棗には、本当に真ん丸に見えるものもありますが、
このお棗は縦にやや長く、蓋の天辺はカーブが緩やかになっていて
真ん丸のものよりは、お茶杓が乗せやすいようになっています。
と言っても、平らではないので、お茶杓のそりと、お棗のカーブを
よく見定めて、精神を集中させ、指の先まで神経を配り、なおかつ
力を抜いて「ふんわり」と着地させるといった技が必要です。
このような精神統一ができるかどうか、といったことも
このお雛さまの日の丸棗は、かわいいだけでなく、しっかりと修行させてくれます。
いつもは、ついつい扱いの簡単なお棗(薄器)を選んでしまいがちですが
それでは勉強になりませんから、敢えて挑戦しないといけませんね。
三月のメイン行事ですから、お道具も雛尽くしで楽しくお稽古します。
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今回のお稽古の主役は、このお雛さまが描かれた丸いお棗です。
お棗(なつめ)は抹茶を入れる容器のことで、丸いので「日の丸棗」と呼ばれています。
日の丸棗には、本当に真ん丸に見えるものもありますが、
このお棗は縦にやや長く、蓋の天辺はカーブが緩やかになっていて
真ん丸のものよりは、お茶杓が乗せやすいようになっています。
と言っても、平らではないので、お茶杓のそりと、お棗のカーブを
よく見定めて、精神を集中させ、指の先まで神経を配り、なおかつ
力を抜いて「ふんわり」と着地させるといった技が必要です。
このような精神統一ができるかどうか、といったことも
このお雛さまの日の丸棗は、かわいいだけでなく、しっかりと修行させてくれます。
いつもは、ついつい扱いの簡単なお棗(薄器)を選んでしまいがちですが
それでは勉強になりませんから、敢えて挑戦しないといけませんね。