さて、折角修善寺に来たので、少し散策していくことにします。
桂川にかかる赤い橋、渡月橋のたもとにある駐車場に車を停め、散策を開始します。
この辺が温泉街の中心ですが、伊豆箱根鉄道の修善寺駅からは2.5km程度あります。
伊豆を代表する温泉地だけあって、さすがに人が多いです。アジア系の外国人の団体もちらほら見かけました。
まずは修禅寺に参拝します。
地名は修善寺ですが、ここは修禅寺です。
意外にこじんまりしています。
手水舎は温泉、後方に飲泉時の注意事項があるので、飲泉も可能と思われます。
御朱印をいただき、続いて修善寺のシンボル、独鈷の湯へ。といっても修禅寺のすぐ前にあります。
ここは現在入浴、足湯としての利用はできなくなっています。
しかし湯船のところまで行くことはできます。
次は竹林の小径。独鈷の湯から徒歩五分くらいです。
昨日から気温の割に暖かく感じます。やはり伊豆は暖かいと思います。なので、まだ紅葉が残っています。
続いて指月殿へ。距離は大したことはないですが、結構坂を上ります。
指月殿は、修禅寺に幽閉され、暗殺された鎌倉幕府二代将軍 源頼家の冥福を祈り、北条政子が建立した建物で、伊豆最古の木造建築といわれているとのことです。
南側の斜面の中腹にあるため陽が当たらず、湿気が多く、何か陰気な感じがします。
左後方に見えるのが頼家の墓所です。
源範頼も修禅寺に流され、のちに殺害されていることもあり、修禅寺のスタンスとしては、北条が主人公の大河ドラマに便乗せず、少し距離をとっているような印象を受けました。
一周まわって修禅寺前の虎渓橋に戻ってきました。これだけ周って小一時間程度です。
修善寺温泉は結構賑わっていて、さすがに伊豆を、日本を代表する温泉街です。
<その5に続く>