本日の宿は東府やResort&Spa-Izu、中伊豆の山間部の吉奈温泉というところにあります。
ここに来るまでにいくつか東府やの駐車場がありますが、宿泊客は玄関前に乗りつけて構いません。後は宿の人が車を動かしてくれます。
さて、チェックインの時間よりだいぶ早く到着してしまいましたが、快くチェックイン手続きをしていただけました。
屋根が高く、気持ちの良いロビーです。
この宿に来るのは二回目なのですが、前回来たのは22、3年も前のことになります。当時はまだ東府屋旅館という高級な和風旅館でした。
10年ほど前に経営が変わり、一新リニューアルして東府やResort&Spa-Izuになったとのことです。
この建物もその時に建てられたとのことです。
現在ではこの近辺でベーカリーやカフェも運営し、宿泊しなくても楽しめる一大リゾートエリアを形成しています。
チェックイン時に作務衣、色浴衣を選ぶことができます。
男性用浴衣は角帯もあり、不安になりますが、部屋に着付けの説明がありました。
さて、部屋の準備はまだできていないとのことで、準備ができるまで宿泊者専用のラウンジで待機することにします。
東府やの敷地は吉奈川沿いに細長く広がっており、ラウンジまでは屋外を歩いていくことになります。
一度正面玄関を出て一般道を少し進み、
途中から敷地内に入ります。
山あいの川沿いの谷間にあるため、まだ15時前ですが、陽は当たらず、かなり冷えてきました。
なぜかフォードA型。
この建物が宿泊者専用ラウンジです。
ここは元は芳泉荘という別の旅館の本館だった建物で、廃業を考えていた時に東府屋の経営が変わり、タイミングよく営業譲渡して現在は東府やの一部になっています。
この歴史ある建物が残されたのは素晴らしいことだと思います。
内部もレトロで素敵です。
このラウンジは宿泊者であれば利用できます。内部に置かれている飲み物類は無料です。
利用可能時間は11:00~17:30、なんとチェックアウトした後でも利用可能とのことです。今の時代、連泊してここで仕事をする、的な使い方もできそうです。
そうこうしているうちに部屋の準備ができたと連絡があり、散策しながら本館ロビーに戻ります。
宿泊者専用ラウンジの川向かいにあるのがベーカリーと足湯カフェ。
ここは明日また来ようと思います。
その奥にあるのが東府やガーデン。
ここはもう少し暖かい時期に来てみたいところです。
帰りは本館の中を通って帰ります。
左側が食事処、その向こうが本館です。
ここは伊豆でも夜間はかなり気温が下がり、路面が凍結するので、滑り止めマットが敷いてあります。夜はこれを外れると滑るので注意が必要です。
本館内部。この建物には見覚えがあります。以前に来た時、この蔵造りの部屋にとまりました。内部は二階建て、当時とはだいぶ変わっているのでしょうが。
この長い渡り廊下も当時あったような記憶があります。
<その7に続く>