さて、まず下田ロープウェイに乗ることにします。伊豆急下田駅からは徒歩数分のところに乗り場があります。
ここから寝姿山山頂まで3分ちょっとでのぼります。通常15分間隔ですが、客が多い時は随時臨時便が運行されます。
寝姿山は、女性があおむけに寝ている姿に見えるところからそう呼ばれており、ロープウェイの山頂駅は、胸の少し上の部分になります。
山頂駅に到着。まず、ここにあるレストラン「THE ROYAL HOUSE」で軽く昼食をとることにします。食事の営業は14時までです。
この内装を見ればわかる人はわかると思いますが、水戸岡鋭治氏の手によるものです。
山頂にあるため、景色は非常に良いです。
レストランは先払いのシステムになっています。
ニューサマーサイダーとアイスコーヒー
釜揚げしらすとたっぷりキノコの和風スパゲティ。
青海苔と水菜もよく合っていて、かなりおいしいです。
ふわふわパンケーキこれもなかなかおいしいです。ニューサマーオレンジのジャムと蜜柑のはちみつもおいしいです。
ウッドデッキに出ることもできます。
下田市街地側。
下田湾側。天気が良く、伊豆七島が良く見えます。
食事がおいしいわりに観光地価格ではなく、景色もよくて、ここで食事をして正解でした。
さて、続いて山頂を散策します。散策コースはよく整備されていて、のんびりと散策できます。
山頂なのでアップダウンはありますが、きついことはありません。
風もなく、天気も良く、暖かくて、ここまで来るともう南国の雰囲気です。
この半島の先が爪木崎、今は水仙が見頃のはずです。
山頂の散策路は庭園風になっていて、池には鯉が泳いでいます。
ヒレの長い鯉はあまり見たことがありません。
山頂には五島記念公苑の碑があります。
五島は東急創業者の五島慶太氏、伊豆急行開通に尽力したため、ここで顕彰されているようです。
確かに伊豆急がなければ、伊豆南部は観光地としてここまで発展できなかったかもしれません。
五島慶太氏は伊豆急の開通を見ることなく、亡くなっています。
山頂エリアの一番奥にあるのが愛染堂。
御朱印は山麓駅で、ロープウェイ乗車前に頼んでおくと、帰るときにいただけます。
下田ロープウェイと寝姿山山頂エリアは観光地としてのクォリティが高く、来て満足できる場所でした。
<その3に続く>