伊豆急下田からの帰路は、E261系「サフィール踊り子」を予約しました。
今回の旅行はこの列車に乗ることが目的の一つでもあります。
251系スーパービュー踊り子に変わって2020年から運行開始した観光特急で、全車グリーン車の豪華列車です。
現在定期列車一往復、臨時列車一往復が運行されています。通常の踊り子の指定席に比べ、片道で5000円以上高いですが人気があり、チケットがとりにくい状況となっているようです。
今回、4回伊豆急行に乗車しましたが、全て異なる車両に乗りました。
過去2回伊豆急下田に来た時も往復全部違う車両に乗っているので、同じ車両にのらない、を継続中ということになります。
伊豆急下田14時12分発 サフィール踊り子2号。
先頭の形状は、個人的にはフルフェイスのヘルメットっぽいと思います。
一号車、下田寄りの先頭車両はプレミアムグリーン車。
シート配置は1+1、シェルで囲われたプライベート感のあるシートが特徴です。
この車両にはプレミアムグリーン車のチケットを持っている人しか立ち入ることはできません。
2号車、3号車はグリーン個室、4名用と6名用の個室が用意されています。
4号車はカフェテリアです。
型式記号はサシ261、JR東日本で定期運用される唯一の「シ」です。
カフェテリアを利用するには、サフィールPayというアプリに登録して、事前予約する必要があります。空きがあれば当日車内で予約も可能です。
登録がめんどくさそうなので、今回は利用しませんでした。
5~8号車は開放型のグリーン車です。
座席配置は2+1、シートは新幹線E5系のグリーン車と共通とのことです。
レッグレストがついているのがポイント高いです。
今回、1列、車両の最後部の座席をとれたので、気兼ねなくリクライニングできます。
フルにリクライニングしてレッグレストを使用すると、ベッドみたいになります。さすがに普通の踊り子の普通の座席とは比べ物になりません。
天窓付。荷物棚もガラス製になっています。荷物をのせるとせっかくの天窓が見えなくなりますが。
側面はペニンシュラブルー、窓周りはダークグレーなので、結構暗い印象のように思います。
定刻に伊豆急下田を発車。
この日は満席のようですが、伊豆急下田発車時点で半分程度の乗車率でしょうか。
意外に走行音と振動が車内に入ってきます。
揺れはありませんが、思ったよりも静かではありません。
河津。
稲取付近。昨日に比べ雲が多く印象が異なります。
結局今日は、1日蜃気楼が発生していました。
伊豆稲取、伊豆熱川で徐々に乗客は増えていきます。
若い人、小さい子供ずれの家族も結構乗車していました。
伊豆高原。
ここでサフィール踊り子3号とすれ違います。
現在乗車している2号は定期列車、向こうの3号は火曜、水曜以外運転の臨時列車です。
THE ROYAL EXPRESS
伊東で結構乗車、伊藤からJR伊東線に入ります。
熱海で満席になりました。
サフィール踊り子は熱海の次は横浜まで停まりません。
サフィール踊り子では、最近ほとんど見なくなった車内販売があります。
折角なので、アイスを購入します。これもスゴクカタイアイスです。
熱海から東海道本線に入ると、走行音はするものの、ほとんど振動はなくなりました。
横浜で下車する人は少なく、ほとんどの人が東京まで乗るようです。
定刻に東京に到着。
今回もよい旅でした。
伊豆はやはり観光地としては一流と感じました。宿も、観光地も、名産品も、探せばいくらでも良いものを発見することができます。
相場が少し高めなのがやや難点ですが。
<終わり>