ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

白樺湖、車山、八島ヶ原湿原へ(2)

2013年09月26日 | 2013/9 富士から中仙道筋
 いずみ湖キャンプ場での一昨日の夜、次の日はどこに行こうかという話題になった。次の日は次女が東京に帰る日だ。諏訪大社上社本宮に参拝する計画は持っていたが、それでは時間を持て余す。そこで行きそこなった八島ヶ原湿原のトレッキングをすることにした。八島ヶ原湿原は車山から見たところでは全体が周囲よりも茶色の色が濃い原っぱのように見えていた。実際にはどんなところか。
 いずみ湖キャンプ場で目を覚まして、くるまの中を片付けて7時前に出発だ。今度は霧が峰インターチェンジから八島ヶ原湿原駐車場に。駐車場が近くなってくると駐車場に入る車は道の左端に並べと書いてある。シーズンには駐車場から車があふれて、入場待ちになるようだ。あまり大きな駐車場ではないし、来る人の大半は湿原を散策するだろうから、回転が悪いということもあるだろう。しかし今回はがらがらの駐車場の真ん中にくるまを止めて、ゆっくり朝食をとった。
 一応、水を1リットルと防寒のブルゾンなどをサックに入れて、ポールは次女と一本ずつ、湿原の道は木道だろうから先にラバーキャップをつけていくことにした。奥は今回も歩きたくないということで、くるまで留守番。

 
湿原を右回りに回ることにした。出だしは狭い道だったが、湿原のところまで行ってからは、平坦な木道になった。湿原の植物のほとんどは枯れて茶色になっていたが、木道の左右ところどころに花も残っていた。ほとんどは前日に車山で見かけた花だ。マツムシ草が感動的にきれいだったので、1枚撮った。


3箇所くらい池があったが、池の手前に樹木が生長していて、どうにも湿原のイメージと違っている。一番樹木の少ない場所から1枚。


 ゆっくりと湿原を回って約2時間。駐車場に戻って紅茶を飲む。さていよいよ岡谷に向かって山を下る。諏訪湖の西岸をぐるっと回って諏訪大社に向かう。大社の駐車場にくるまを止めて信州そばを食べようと店を探す。大社前のお土産屋さんというのはちょっと遠慮して、300メートルくらい離れているが、「やまさや」でそばをいただいた。じぶんと奥は大ざる、次女はなぜか温かい天ぷらそばを注文。なかなかにおいしかった。他に長野の名物は「みそ天丼だそうだが、30年前に長野で勤務していた時に「みそ天丼」なんてあったかな?。
 おなかも満足したところで大社に参拝した。
 



 本殿にあたる幣拝殿が修理中のため拝所から防風スクリーンに印刷された幣拝殿を見ながら参拝した。あれと思ったのは幣拝殿と拝所の間にある中庭(斎庭)の上全体に大きな仮設の屋根がかかっていて、そこに檀を作って一般の神社では本殿正面にある鏡が祀ってあった。これも工事中のサービスか。
 諏訪大社は御柱で有名だが、4本の御柱は幣拝殿の神域を大きく囲むように立てられている。本物を見ると大きい。これを引きずっていくのは大変だ。自然木らしく少し曲がっているのがいい。

 参拝の後、次女は諏訪ICバス停から高速バスで東京に帰っていった。これからまた二人のたびだ。
この日はコインランドリーを見つけて溜まった洗濯をして、車中泊は諏訪湖畔公園駐車場でお世話になることにした。
ここは目の前に遊歩道を挟んで諏訪湖、左に100メートルも行くと白鳥の遊覧船乗り場。周りを木々に囲まれて静かなところで安眠できた。



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白樺湖、車山、八島ヶ原湿原へ(1)

2013年09月25日 | 2013/9 富士から中仙道筋
 
 昨日の朝、道の駅「こぶちざわ」を8時に出発して白樺湖についた。白樺湖は学生時代にスケートに来たことがある。湖面が全面結氷してその当時は氷の厚さが40センチだった。その氷の上に雪が積もっているのを、除雪車で払いのけて400メートルのトラックを作っていたのを思い出した。

今回来てみると全体的には寂しい観光地という感じだが、上流側のファミリーランドの方は平日にしては家族連れで賑わっていた。ただ落ち着いた湖畔の雰囲気というのはまったくなく、俗化された観光地になっている。
そんなところで遊んでも仕方ないので、次女と2人で車山に登ることにした。車山スキー場のリフト乗り場から歩いて車山山頂まで80分。最後の山頂直下は上りがきつくなるが、おおむねハイキングコースとして適当なのぼりだ。

途中からリフト乗り場見下ろす。肉眼では自分のアラモが見えるが写真ではわからない。

 
 


登りの途中で両側の草むらに気をつけていると、わずかだが花が残っていた。


車山山頂に到着。風が強くちょっと寒い。
ここから、車山肩に降りていく。こちらは大きな石がごろごろしているがなだらかな広い道だ。車山山頂に登るならこのルートが楽だった。車山肩から車山湿原の脇を通って先ほど上ってきた山頂登山コースに合流する。
あとは上ってきたコースをトレッキングポールをリズミカルに突いて下山。
 登山開始から下山まで約4時間のいい運動になった。
この後は、上諏訪に下ってすわっこランドで入浴し、食品を調達していずみ湖キャンプ場への急な登り坂を上がって、キャンプ場に着いたのが18時。すでに暗くなり始めたキャンプ場で利用客は自分たち1組。貸切のキャンプ場だった。
 キャンプ場の宿泊ということで、久しぶりに外でじゅうじゅうと焼肉を食べた。ここのキャンプ場の利用料は無料。テントは持ってこなかったので、寝るのはクルマの中だが、油と煙の出るものを十分に食べた。水が思う存分使えるというのもありがたい。ほぼ満杯になっていたグレータンクの処理と給水、ブラックタンクの処理もさせてもらった。とはいっても管理人がいるわけでもなく、ネットで申し込んで、帰りには報告書を出すようになっている。
最後に車山山頂からのパノラマを1枚。八ヶ岳がきれいに見える。





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昇仙峡

2013年09月23日 | 2013/9 富士から中仙道筋
 今朝は笛吹川フルーツ公園で目覚めた。昨夜は遅くなって到着したので、公園全体の配置がわからないままに、一番下にある第一駐車場のトイレからちょっと離れたところにクルマを停めた。ここの駐車場では同様に車中泊している車が6台くらいあった。
 夜景を楽しむには公園の一番上まで上がらなければならないが、この駐車場も車中泊にはもってこいの、いい環境だ。
 さて本日は昇仙峡がメイン。
昇仙峡の入り口にある市営駐車場にクルマを停めて、ここから全行程を往復した。
 





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宝永山に登る

2013年09月22日 | 2013/9 富士から中仙道筋
 昨日、東京で仕事をしている次女と富士駅で待ち合わせて、今回のたびは奥と3人で富士周辺から甲州、諏訪方面を巡る。
 まずはたびの無事を祈願して、富士宮浅間大社に参拝しなければならないが、その前に昼食に富士宮焼きそばを食べに行く。大社前で店主の「うちは地元の人が食べにくる本当に美味しい焼きそばだよ」の売り込みに店に入る。注文したのはミックスと肉焼きそば。ミックスはお客さんのリクエストから始まった全部入りとか。
 



歯ごたえのある平たい麺で美味しかった。
そこから本日の温泉 ユートリオに向かったが、ナビが最も近道らしい山道を案内するので、またまた屋根を樹木の枝でこすらないかを心配しながら走る羽目になった。
 温泉のあとは夕方までに富士山5合目富士宮口駐車場まで上がっておく。これは富士山頂登山道を閉鎖した後の3連休の土曜日なので、富士山に来る人は多いにしても、夏のシーズンのように午後から5合目にあがって富士山頂を目指すお客はほとんどいないだろうという読みだ。何しろ6合目から上は登山禁止で山小屋は閉鎖されている。
 思ったとおり18時過ぎに5合目に到着したら、5合目駐車場はすでにガラガラ、登山口すぐ近くの駐車スペースに止めることができた。そこはそこそこ平らでいい車中泊場所だった。
 高山なのでお酒の酔いも早く、ぐっすり眠った。
そして本日、天気は上々、次女と2人で6合目小屋を経由して宝永山に登る。登山口からかなりの人がきちんとした装備で上がっていくが、この人たちは6合目の登山禁止のバリケードを迂回したり、ブル道路を通って山頂を目指していった。驚いたのはマウンテンバイクを押してブル道をあがる2人組。確かにマウンテンを走行するバイクではありますが・・・
 

 それはともかく宝永山に向かう人は多い。自分たちも宝永第一火口のところまでは「遊歩道」の名のとおり楽に歩いてきたが、そこから宝永山山頂までの登りは火山灰、火山礫のごろごろした道で上りにくい道だ。一歩足を踏み出して体重をかけると足場がしっかりしないので、ずるずる10センチぐらいずり落ちてしまう。
 
 
 それでも何とか宝永山頂に登頂、2693メートル。


帰りは宝永山馬の背を通って下山、さらに宝永第二火口縁まで行って樹林帯の中を5合目のクルマまでもどる。
所要時間は約4時間。いい運動だった。

帰りの際の5合目駐車場は満車で、下り道にも延々と登山客と思しき車が路駐している。まあ、やはり昨夜の間にあがっていたのが正解だった。


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