こんばんは。昨日は臨時の稽古の日。台本が出来上がったので、皆で読み合わせをしようと急きょ設定した稽古でし
た。
男性はMさん。女性は5プラス1の参加。男性の役は全部Mさんにお願いし、女性・こどもの役はほとんどアトランダム
に一人3-4役を会長が割り振りました。
台本にあるト書きをゆっくり、会長が読み、皆舞台のイメージを作りながら、とにかく声に出して、読み進めました。
休憩ほとんどなしで1時間半。最後まで読みました。読んでいる途中で、吹き出す人。笑いだす人。「質問はあとで
ね。」の約束なのに、「これどういうこと?」と質問が入ったりしながら、最後まで読みました。
感想は「面白い。面白い。」が大部分。「よいお話ね。」と皆よい雰囲気でしたね。
舞台のことや大道具、小道具や衣装のことにも話は及び、皆やる気でいっぱいの稽古となりました。
その後は、7日の発会式の準備についての話し合い。きっと7日はよい結団式になることでしょう。
公演成功祈願もしなければなりませんね。
この日記が「バーデンバーデン」稽古日記NO1なのかもしれませんが、とにかく、力を合わせて、いただいた
よい脚本を生かした楽しい舞台を作りましょう。
閑話休題
自由劇場で公演中だった劇団四季の「鹿鳴館」を見てきました。三島由紀夫作 浅利慶太演出 平幹二朗主演
四季の創立60周年記念公演でした。四季の、ミュージカルではない初めのころの演劇、ストレートプレイのステージ
は休憩を入れ3時間15分の大作でした。
四季の独自の発声法があると聞きましたが、どの言葉も、だれもがはっきり、長台詞をこなしていたのには、圧倒
されました。舞台は4幕を二つにまとめ、舞台も大きく変わって、舞踏会のシーンは映像と音楽で表現してと、工夫が
随所にありました。この日も私にとって豊かな気分になれるよい一日となりました。
水野 昂子