皆様今日は、あるいは今晩は。
先日、40%の降水確率を見て豪雨を確信し長い傘を持って遠出したら、
久々に雲一つ無い晴天の中傘を持って歩く羽目になったYo-Siで御座います。
折り畳み傘?あれは最近よくある一時的&局地的な豪雨には対応しきれないのですよ。
最近は天気を先読みするのがとても難しくなったようですねぇ・・・。
さて、9月の本公演に向けていよいよ稽古を詰めていく今日この頃ですが、
先日は珍しく生涯学習センターの小会議室をお借りした稽古に参加させて頂きました。
代役を幾つかこなしつつ、最初から最後まで台詞をメインに通しを行った訳ですが、
やはり今回は台詞の掛け合いが頻出する劇の性格上、
登場人物全員の台詞を覚える意気込みで臨まないと、
テンポの良い軽快な劇の成立は難しいなとつくづく実感した次第です。
その点、稽古にて色々な人の代役をやらせていただけるのは
全体の流れを掴む上でとても意味があることですし、
前回以上に空き時間を利用した一人稽古も重要になっていくことと思います。
前回の投稿で書いたように、モチベーションを低下させず、維持そして向上させながら
本番へ向かっていきたいものです。頑張って参ります。
さて、先程快晴の下長い傘を持って某所をうろついた話をしましたが、
実はその某所というのは、二連休を活用し実に半年振りに探訪が実現した
愛知県は北設楽郡、更にその奥深くに位置する豊根村であったりします。
結構前の投稿にて、非常に辿り着くのが困難であった代わりに、
雪の中とても美しい堤体を見れ、案内をしてくださった職員の方と
非常に有意義な会話が出来た新豊根ダム(高さ116.5m)にまた行って参りました。
今回は飯田線の駅から山一つ歩いて超えてやってくるなんて暴挙は勿論せず、
遠い本長篠の駅から平日しか運行してないコミュニティバスを幾つも乗り継いで
現着した訳ですが、快晴の天気の下での景色がそれは素晴らしいこと。
そして虻がちょっと気になるぐらいで虫(主に大の苦手の蛾)が余り湧いていない。これが重要。
その前の二連休で訪れた富山県南栃市(石川県との県境)に位置する
刀利ダム(アーチ式、高さ101m)のダムサイトが
掌ほどもある大きさの蛾の巣窟と化しており、
ダム本体はおろか路面にすら張り付き一部は昼間なのに元気に飛び回っていたせいで
おちおち撮影が出来なかったのに比べて居心地のよさが段違いで御座いました
(ダム本体は見事な曲線に橙色の監査用通路のアクセントが合わさって綺麗で、
職員さんも親切な方だったのですが・・・管理維持の大変なご苦労、お察しいたします)。
最寄りのバス停から小一時間程ダム湖畔を歩いて辿り着いた本体も
半年前と変わらず見事で、素敵な写真を幾つも撮ることが出来ましたが、
それ以上に嬉しかったのが、半年前も応対して下さった職員さんと再会でき、
半年前より有意義な会話を、ダムを眺めながらゆっくり出来たことでした。
聞けばやはりわざわざ神奈川からここまで来た人間はとても珍しいらしく
(更に前述の無茶なルートでやってきたのは恐らく前代未聞)、
新豊根ダムの管理事務所では所長さんにまで私の存在は知れ渡っており、
同じ天竜川を管理する十数箇所のダム群の職員さんたちの集まりでも
遠くから訪れてくれた方の好例として紹介して下さったそうで・・・。
何だか嬉しさよりも恥ずかしい、複雑な思いに捕われましたが、
最初は本当に個人的に、偶然東京の展覧会で目にした写真から
興味が湧いて始めたダム巡りを通じて、
こういった方々と思わぬ繋がりを持てたことは心より光栄に思え、
ダム本体を見た以上に、ここに来てよかったなと心から満足して、
岐路に着いたのでした。
関東にお住まいの方々はかなり敷居が高いと存じ上げますが、
是非とも豊根村への探訪を強くお勧めいたします。
ダム湖周辺は春は桜、秋は紅葉が実に見事だそうです。
今回はこの位で。
次回は稽古に関し、より詰った内容の報告が出来るかと思います。
それではまた再来週。