先月から「やまと塾」の仲間3人で、65歳以上でないと参加できない『シニアのための俳優講座』のワークショップを受講しに小田急相模原駅(おださかプラザ)まで行ってます。
K講師は、まだ若く厳しいけど優しく(心ある叱咤激励)たまに方言を交えながらご指導をしてくださいます。
「体力がままならなくても、皆さんには若い人には出せない、今まで積み重ねてきた素晴らしい人生経験があるじゃないですか。それを表現すれば良いのです」と力強くおっしゃるユーモアあふれる博多美人です。
自ら舞台女優でありながら、演出やワークショップを各地で手広く展開されていらっしゃいます。
参加者は20名です。
70歳近くになり、これから何かやってみたい人、新しい自分を見出したい人(演劇未経験者)
以前に舞台経験のある人、現在も芝居をやっている人たちの集まりです。
ワークショップの様子は、何度かやまと塾のUさんとSさんがブログに投稿してくださいました。
ここで私なりの受講の感想を書きたいと思います。受講生同士初対面(やまと塾だけは3名参加)だったのですが3回目のワークショップとなると、受講生同士が信頼感や親しさを増しとてもアットホームな雰囲気になりました。
毎回緊張感のなかにも笑い声が絶えません。
回を重ねるごとに、受講生の声の出し方、表現方法、演技力の変化にびっくりしています。
今まで受講した内容の一部を紹介します。
演技をするうえで必要な技術の習得。たとえば体の重心を移行しながら動いたりする感覚のとらえ方。
頭のっテッペンから足のつま先まで、意識を通わせ五感で演技する表現力の大切さ、
また、向かい合った相手の雰囲気を察知しながら顔を見ないで、止まったり前後左右に動いたり、相手の動きを感覚でとらえながら動くのも新たな発見でした。
このような動静が観察力や演技力を養い、芝居に必要な能力を身につけてくるのですね。
演技の今までとは違った概念の考え方を知ることもでき、心身が表面上の演技だけでなく、心の底から出る演技力の重要性も学んでいます(まだまだ受講進行中です)
自分の身体の中にあるパワーを思いっきり発散できるよう頑張って、このワークショップの受講が来年の「やまと塾」本公演の舞台で、新たな可能性を見出しいかされればと思います。
かっちゃんでした