今晩は
本公演の稽古スタートを今週末に控え、昨日はよい稽古ができたようでよかったと思います。
T先生ありがとうございました。
私はこのところ、膝の痛みが治まらず、日々動きが不自由で外出もままなりません。
本日は、前回の稽古の時にNさんから紹介されていたTという整体院に行ってみました。
いろいろ病状の説明をしてからの治療でした。治療中に先生が[この整体院の名前の由来はわかります
か?]との質問。「わかりません。」というと帰り際に、院名の由来についてというパンフレットが渡されまし
た。
家に戻り読むと五言絶句の詩が書いてありました。漢詩は分かりませんが、たまたま
一行目が読めたので読み進みました。
馬上少年過 (若い日は鍛錬に励み)
世平白髪多 (年老いても迎えた太平の世)
残躯天所赦 (生き残ることを天に許されたわが身)
不楽是如何 (老後くらいは、楽しまずにどうしよう) パンフレットのまま
司馬遼太郎氏が伊達政宗公を描いた小説『馬上少年過ぐ』の題名にちなんだ漢詩
によるとのことのことでした。
政宗公のあやかり、天に許されて生きている日々を自由に生きるためにも、まず
なんとか痛みを和らげてもらいたいと、藁にもすがる思いとはこのことです。
健康の意味の重大さを、痛感しています。
大和駅を歩くのも久しぶりでした。銀座通りの風景の様替わりも甚だしく飲食店街になっていました。
芸術文化ホールの工事も進んでいるようでした。ホール完成時には、もっと大和駅周辺の雰囲気も
変わることでしょう。 水野 昂子