じゅんきーです
「あの夏の日」の稽古、佳境に入っていますが、今年も、役作りに苦労しています。
私の今回の役は、主に「村の女タカ」と「少年工6」
特に、大和村の女タカ、に困っています。
「あの夏の日」の時代、戦時中の大和の生活や台湾少年工のことを知りたくて、
大和市立図書館の郷土史コーナーへ行ってみました。
ありました ありました
少年工関係の本が数冊ありました
郷土史コーナーの本は貸出禁止なので、ここ数回、仕事の後などに、読みに通っています。
中には、なんと「あの夏の日」の中で、キーパーソンの早川さんが言っている著書「流星」もありました。
読んでみると、多方面の方が寄稿されていて、興味深く、
早川さんの少年工への思いが、ひしひしと伝わってきました。
とても貴重な記録を残してくださったと思います。
関連の本もあわせて読むと
小中学校を卒業したばかりの少年工たちがどんなに日本にあこがれ、向学心に燃えて来日したか、
ほとんど勉強もさせてもらないできないまま、どんなに過酷な労働環境の中で働くことになったか、
そんな環境下でも彼らは日本の臣民として、日本のために働きたいと思っていたことなど、
その歴史的背景なども、知らなかったことが少しづつわかってきました。
それから、この高座海軍工廠へは、学徒勤労動員で、
東大時代の三島由紀夫や、後に「フジヤマのトビウオ」と言われた水泳の古橋廣之進選手も来ていたことがあるそうで、
それもびっくりです。
で、村の女はどうだったか・・・?
まだまだ、よくわかりません。
「村の女タカ」の探求は、まだ続きます。