ソウダです。
あけましておめでとうございます。
今年もやまと塾は皆で協力して活動していきますので、ご支援をよろしくお願いいたします。
やまと塾の稽古始めは1月7日。
しんちゃんハウス主催の子育て支援講演会の前座の短い劇“See You, Mr. TV” の稽古です。
皆さんは「一睡も出来なかった」という経験が何回ぐらいありますか。
私は六十数年間生きてきて、3回あります。
1回目は高校3年生の冬、
大学受験のため友人と二人で上京し、父の勤め先の関係の宿舎に泊めていただいたときのことです。
希望校の試験が翌々日だという夜半。
少し勉強をしてから友人は先に休み、私が「最後の火の始末」という事で火鉢の炭に灰をかけ、布団に入りました。
寒い夜でした。
冷え性だった私は、足が冷えて眠れません。
一生懸命タオルで擦ったりして足を暖めようとしている私の横で、友人は頬をピンク色に染めてすやすや寝息を立てています。
湯たんぽでも借りたいのですが、管理人のご夫婦はもう休んでいるので諦めました。
その内トイレに行きたくなってきました。
トイレは長い廊下の端っこにあるのです。
私は左側に池や灯篭のあるお庭を見ながら、右側の幾つかの和室脇を通りすぎ、
トイレ目指し冷たい廊下をひたすら歩きました。
気味が悪く、恐ろしかったです。
用を足し、長い廊下を歩き部屋に戻るころには、身体が冷え切って、靴下を履いても
眠れません。
また直ぐにトイレに行きたくなって、長い廊下を往復...
これの繰り返しで、朝までに5~6往復したでしょうか。
とうとう一睡も出来ませんでした。
(でも入学試験本番は更に1日後でしたので、よかったです。)
2回目は、片思いをしていた大学3年のころです。
憧れの彼とある湖に二人だけで行く事になりました。
まあ、初デートですね。
前の晩はうれしくてワクワクして、眠れないのです。
とうとう一睡もしないまま出かけました~~~
残念ながらこの恋は片思いのまま成就しませんでしたけれど、今は懐かしい思い出です。
3回目は、昨秋のやまと塾の公演「そのまんま、そのまんま」の前夜。
しっかり眠っておこうと思って、早目に布団に入ったのですが...
気分が高揚していたのでしょうか。一向に眠気がやってきてくれません。
腹式呼吸、指の睡眠のツボ抑え、ハーブの飲茶、羊の数かぞえなどなど、
思いつくことすべてをやってみましたが、効を奏さず~~~
とうとう朝まで一睡も出来ませんでした。
「台詞が出てこなかったらどうしよう」と不安が一杯でしたが、
何とか二公演を無事に終えることができ、本当にほっとしました。
お蔭で「一睡もしてなくとも、何とかなるもんだ」と変な自信がつきました。
精神状態が睡眠に大いに影響するのですね。
成長期の子どもには充分な睡眠時間が必要です。
私たち熟年にも適度な睡眠が必要ですよね。
ナポレオンは4時間で大丈夫だったそうですが私みたいな凡人は、
やはり普段、6~7時間かそれ以上必要だという気がしています。
皆さんの睡眠時間はどのくらいですか。