青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

クリスマスには欲しかった・・

2022-12-25 | 昭和・思い出は色褪せない
僕がまだまだ4つ5つの頃、クリスマスと言えば「これ」でした。1番小さいのから2番目くらいのを、人生で1度だけもらったことがあります。
 
 
毎年欲しいとねだっても、「たくさん入っているように見えるけど、靴でお金を取っているだけだから、欲しいお菓子を買ってあげるから」と言われ、いつも却下されていました。
 
ある年、叔母さんがクリスマスにプレゼントしてくれました。お菓子を食べた後、靴に足が入るような大きなものを。嬉しかったな~。確かに親の言ったように、パッケージ代が高いのは子供心にも分かりましたが、理屈じゃなく気持ちの面でもらえたのが嬉しかった。
 
数年後、妹が「買って、買って」を連呼してると、親があっさり買い与えました。僕の時は駄目だったのにと抗議すると、「この子は我慢できないから」と母親。わがままを言ったもの勝ちか?
 
その時の靴は、つま先の方には詰め物がされていて、お菓子の量が少なくなっていました。僕が自分の子供に買った時には、足首までしか入らないようになっていました。今は、どれだけお菓子が入っているのだろう。
 
りんご飴とこのクリスマス・ブーツというか靴下、どちらも子供が欲しがる物なのに、僕が1度も買ってもらえなかったものです。