大阪も東京も、今では高層ビルが普通に建っています。僕の青春時代70~80年代、大阪ではキタと言えば高層ビルでした。
昭和51年(1976年)大阪マルビル~123m、昭和52年(1977年)阪急グランドビル~127m、昭和54年(1979年)大阪駅前第三ビル~142m、昭和58年(1983年)アクティ大阪~121m。この4つの高層ビルに共通するのは、僕が利用した展望の良いお店があったということ。今日は懐かしい当時のお店をご紹介しましょう。一緒に懐かしむことが出来る人が、1人でもいらっしゃると嬉しいです。
周囲360度の展望を楽しむことが出来るのは、マルビルだけ。嬉しいことに最上階の30Fは、フロア全てが「トップ30」と「ワイン・レストラン・シャトーリオン」になっていて、全方角の展望が楽しめました。(トップ30は2016年にリニューアル。現在は夜の営業のみ。)お店の入口に向かって右がトップ30で、お昼は喫茶、夜はパブ。
左の半円がシャトーリオンで、食事が中心。どちらも円の壁に沿って、座席がうまくレイアウトされていました。現在はパパミラノとなっています。
値段もリーズナブルで、全方位の景色を楽しもうと足を運んだものでした。
阪急グランドビルからの展望は、西向きの方角がオススメでした。
31Fの心斎橋ミツヤは、日没の景色が圧巻で、淡路島・四国・六甲山を望み、淀川が夕陽に染まる絵に描いたような景色が楽しめました。店自体はこじんまりしたメルヘンタッチの雰囲気で、軽い食事とアルコールが用意されていたのですが、2022年9月27日を以って閉店となりました。
80年代、この31FにはMBSサテスタ・ラジオポートがあったことをご存知ですか?明日は大阪駅前第三ビルとアクティ大阪のお店について、お楽しみに。