青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

エスト1番街 ~1981年オープンの写真

2020-11-15 | 昭和・懐かしい大阪の風景

阪急梅田駅を降りた所、昔の梅田コマ劇場から阪急ファイブの横、JR高架下にある「エスト1番街」。1981年11月にオープンし、39年が経ちました。

オープン当時は「国鉄」の新商法として注目を浴び、ヤング向けのファッション店を並べただけではなく、海賊版レコードを山ほど置いた「ワルツ堂」や、釣具の専門店もありました。

ブランドものの輸入雑貨とアクセサリーを置いた「ジョージV(サンク)」に行けば、クリスマスや友人の誕生日用のしゃれた品物が手に入りました。グリーティング・カードを流行させたのも、この辺りのお店でした。

「プリントハウス1/80」では、トレーナーやTシャツに、自分達のデザインを簡単にプリントしてくれました。10枚以上だったかな?デザインや絵を描いてここに持ち込むと、デザイナーが下書きして原版を作り、フィルムと刷版を作り、それをプリントしていました。大学祭で売ったり、チームで着るトレーナーを作るのが流行しました。

「ミルクの旅」という喫茶店、アイスクリームやヨーグルトの種類が豊富なお店も覚えています。

1番記憶にあるのは、2階にあった「ジョイント」。ジーンズのお店で、「リーバイス」「ビッグジョン」「エドウイン」「ラングラー」「ボブソン」と勢揃い。靴やサイフ等の雑貨、アメリカからの直輸入ものも豊富でした。

そのESTが今年2月19日に大リニューアルして、グランド・オープンしました。

16店のお店を入れて、「エストに行けば、何か変なたこ焼き屋がある~みたいな・・・そういう食の観光名所にしたい」と、結局、フードホールにしただけ? どんな所かと見に行っても、魅力ある食べ物はなく・・・これもインバウンド見込みだったのでしょうか?正直がっかりしました。

もう少し、「食」以外にも、何かを考えて欲しかった気がします。



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