新しい商品が話題になると多くの人が殺到し、一時的に品切れになったり、値段が高騰したりします。特に今の世の中ではネットでの転売も出来ますから、昔に比べて実質モノが入手し易くなったのか難しくなったのか・・値段は安くなったのか高くなったのか、モノにもよるでしょうが実態が見えにくくなりました。
しかし、昭和の時代に登場した時も、令和の今になっても珍しいものがあります!(笑)
それはこれ!公衆電話は昭和の時代でも珍しくありませんでした。家に電話が無い家が多かったので、むしろ家庭用の黒電話は珍しいけれど、公衆電話の赤電話は町のいろんなお店に置いていました。でも、この電話は珍しかった。プッシュ式電話だからです。
これは昭和51年(1976年)3月の写真。場所は阪急三番街で、実はここ、「近畿地方初のプッシュ式電話の設置」でした。
当時はプッシュ式の電話が珍しく、この語徐々に家庭用の電話もダイヤル黒電話からプッシュ式、そして留守番電話付へとどんどん進化して行きました。そして今では町中で公衆電話、電話BOXを見つけることが難しくなりましたから、緊急災害時に備えて「使うことが可能な」公衆電話を日頃から知っておくべきでしょう。
外出先からインターネットを使う為、ノートPCと携帯を接続して使用できるようになる以前は、ISDN回線でノートPCと公衆電話を接続出来る電話BOXを探し求めたものでした。通信速度も通信手段も通信費用もどんどん変わりました。この先はどのように進化して行くのでしょう。