今日12月8日は、ジョン・レノンの命日です。今年はジョン・レノン生誕80周年であると共に、殺害されてから40年目の年です。そこで、ジョンを偲ぶために今日、前から気になっていた本を買いました。
オノ・ヨーコの評伝「ヨーコ・オノ・レノン全史」です。
あくまでも主役はヨーコ。それだけで読む気にならない人が大勢いると売れないかも知れないので(笑)、ジョンがヨーコに寄り添うように、物語は書かれています。ただし、ジョンとヨーコが一緒にいたのは、わずか10年ちょっとの時間です。
そもそも海外ではビートルズのジョン・レノンをたぶらかした日本人がヨーコという言われ方しかしませんし、ビートルズを解散させた女という汚名さえ着せられています。
本当の所は、ヨーコの家は士族。討幕運動で活躍し、明治天皇のもとで、重職を歴任した名士が曾祖父で、竹下元総理や加山雄三とも遠縁にあたる名家に生まれた、あの時代に英語もペラペラで1人海を渡ったお嬢様。そこに貧乏港町に生まれた素行の悪い不良の成り上がりが、しつこくすり寄って来たというのが客観的な事実です。(笑)
ジョンの生誕80年に、ヨーコとジョンの正しい史実を読んでみようと思いました。これ、面白いです。ボリューム満点の内容は、読み終えるのに時間が掛かりそうです。