五輪は開催しても、飲食店への締め付けは相変わらず。緊急事態だと言うならば、政府は緊急事態だと誰もが納得するようにして、早く収束をさせないといけない。繁華街に若者が溢れ、映画館も開いているし、いろんなお店が開いている。それでは飲食店など一部政府に締め付けを受けている業種の人々は納得できない。そして、いつものように店を営業し、酒類を提供して儲けているお店があるから、真面目に政府の言うことを聞く飲食店は、閉店して自殺・・なんてことがあっていいのか!
そういう所を政府は1番に考えて、それから五輪開催だの無観客だの、緊急事態宣言等と言うのが筋なのに、どうも順番が違う。今の状態ではまるで戦時下の、軍部主導の政府のようです。人を困らせて、無理やり五輪を観させて感動したとしても、飲食店がつぶれ、自殺者が増え、感染爆発が起きたら、僕はそれを「スポーツの力」だと呼ぼう。スポーツは平和な世の中でこそ、楽しめる。みんなが日常を取り戻していないのに、炎天下の下でマスク着用で、エアコンも無い場所でも五輪を観戦したい人がどれだけいるのだろう?
どれくらいの救急搬送が五輪期間中に行われるか?本当に危機感を持っているのは医療現場だけではないだろうか?熱中症の救急搬送があり、五輪・夏休み・お盆休みもあり、そのためコロナウイルスがどれほど感染拡大するか!政府が予想するのは、選挙の票読みだけで、それすら読み間違えていると僕は思う。
気が付けば7月。今年も半分が既に終わってしまい、もう夏です。夏と言えば昔は・・・
ビア・ガーデンでした 🍺
昭和53年(1978年)の6月に、大阪丸ビルから撮影した風景。左手前は阪神・左上は阪急百貨店です。どのビルの屋上も、仕事帰りのサラリーマンで賑わっていました。
一体いつになったら、こういう日常が取り戻せるのか?たった1度だけ、国民の大部分が3週間ステイホームすれば終わりじゃないか?
こういう風景の世の中だからこそ、五輪も盛り上がる。今はそういう時期ではない。五輪という「先物取引」に手を出し、それで大やけどをしたのです。更に証拠金の追加をして首が回らなくなる馬鹿な政府にはなって欲しくない。心からそう思います。