青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

どうなる東京五輪?昔はこんなに盛り上がった!

2021-05-14 | 昭和・懐かしい大阪の風景

人の気持ちは移ろいやすいもの。誰も彼もが「お・も・て・な・し」と流行語を口にし、五輪を大歓迎していたのに、今は五輪開催に大反対!の報道ばかり。現実には観光業界で働いている人は開催を望んでいるし、アスリートだって。立場が違えば、思うところは違っても当然です。

ワクチン接種も当初はみんな不安だから、「国会議員から先に打て」と言う声がネットや街角インタビューでも溢れていたのに、今は町長が打ったら「優先接種」だと叩かれる。朝令暮改というか、日本人って、こんなにコロコロ意見を変えて、とにかく叩くべき対象を作り出す民族でしたか?

正しいかどうかではなく、世間で声が大きい意見の反対を口にすれば叩かれる。「ジェンダー差別を無くそう、日本は遅れている」と言う言葉を聞くと、そういう考えを強制し、受け入れない人を叩く姿勢こそ改めて欲しいのですが・・。

五輪開催は大阪でも、上の写真のように喜ばれていました。関東の方、「千日前」というのは、大阪・ミナミの繁華街の地名です。

1964年の東京五輪開催前の梅田も、こんな光景でした。日本が高度経済成長期を迎えた時の、熱気を感じることが出来ます。

大阪は昔から、いろんなイベント開催を成功させて来ました。1970年の大阪万博が東京で開催されていたら、あれほどの成功は無かったと言い切る学者もいます。



2005年の「愛・地球博」も、1985年の「つくば科学万博」も、大阪万博程の成功を収めていない。それどころか、大阪はしょぼかった(失礼)「花博」さえ大成功に導いてしまう。「花博って何?」と言う人はすごく多いのですが、大成功しているのです。(笑)

東京のプロレス興行はタイトルマッチが満員になるが、大阪ではタイガー・ジェット・シン VS 上田馬之助の試合が、旧・大阪府立体育会館の観客動員記録を持っていたし、1992年12月14日には、天龍源一郎 VS 越中詩郎なんてカードが、現在の大阪府立体育会館の観客動員新記録を作ったりする。猪木 VS ミスターXなんて酷いカードの異種格闘技戦でも、ファンは温かく見守った。誰も知らないか?(笑)

大阪は、ちょっと地域性が日本の中でも他とは異なります。いろんな国で独立が求められていますが、大阪府が音頭を取って、京阪神で1つの国を樹立すれば・・・大阪都構想よりも遥かに面白いでしょうね。

誰もがコロナウイルスが蔓延する前に戻って欲しい。でも、アメリカや諸外国が中国に責任を求める事を報道すら控え、中国に対しては何も言わないくせに、飲食店や観光業、五輪選手には、まるではけ口にするかのように「口撃」するのは、マスコミも一般人も、そろそろ終わりにして欲しいものです。



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