僕は1996年に、膝の靭帯及び半月板損傷で3か月の入院・リハビリをした時が、社会人になってからの1番長いお休みでした。その後も転職に当たり、長いお休みを取ったこともあります。今考えれば、僕にとって必要なお休みばかりでした。その時は焦ったりもしましたが、それがあったから今の自分があると、今では疑うことも無く思えます。
さて、その10年後の2009年・東京は中央区を歩いていると、何やら懐かしさを感じる景色が・・・。
「もしや」と思い、急ぎ足で進むと・・・。川沿いの景色の1点に、僕の意識が集中して行きました。
やはりそうでした!見つけました!この景色をご存知の方はいらっしゃいませんか?この景色は僕が「長~いお休み」を取った時、苦しかった時に見て、心を和ませたTVドラマの中の景色でした!そのドラマは・・・
そう「ロング・バケーション」です!
瀬名君のマンションは建て替えられ、その前にドでかいマンションが出来てしまった為に、三井生命ビルが隠れてしまっていますが、紛れもないロンバケの瀬名君のマンションのあった場所とラストシーンの堤防です。
近寄って辺りを散策すると、ラストシーンで登場する三井生命ビルは瀬名君のマンションの真後ろ。よく出て来るシーンは全てこの隅田川の堤防付近での撮影であったことが判明!ロケ場所が分かりにくいようにアップで撮影していたんでしょうが、行けば分かりますね。いや~懐かしい。心癒されます。
ドラマ撮影終了と共に取り壊された、瀬名君のマンションの位置は、今も残っている隣のマンションと、電柱の変わらぬ「石川米店」の看板がキーになって(この写真撮影の1週間後、この広告看板は外されていました)、この地点を特定出来ました。
道路も変わっていませんが、南ちゃんが立っている画面左側、川側の空き地は全て大きなマンションになり、瀬名君のマンション横のバスケットが出来た敷地も、瀬名君のマンションと統合されて1つのマンションに。街路樹と電柱だけは今も変わっていませんでした。
ロマンチックに瀬名君と南ちゃんがキスした堤防シーンは、堤防下の川沿いの公園からのショットです。この堤防、結構幅が狭く、マンション側からはそれほど高くないのですが、川側からは結構な高さがあって、やや危険な場所です。
ドラマでは見えませんが、撮影の時は転落防止の足場があったのではないかなと思われました。思わずここに座り、夕日を眺めさせてもらいました。いい場所です!
*写真は上がドラマで、下が僕が実際に撮影したものです。