昨日、現在のJR大阪駅北側再開発区域「うめきた」から、1500体以上の埋葬人骨が出土しました。江戸時代からあった有名なお墓を掘り当てたのです。
でも、そもそもそこを、これまで国鉄・梅田貨物駅として使って来た時には、なぜ分からなかったのか?分かっていて使って来たような気もしますが、高度な政治判断がされたのでは?そもそもJR大阪駅を中心とした広範囲な繁華街の外れが、今回人骨が出た場所です。しかも、梅毒による死因の人骨が多いという事は、遊女の墓等が多かったのかも知れません。
大阪発展の為に、大阪の中心の墓をないがしろにして来たのなら、この際きちんと供養をして、将来に繋げて行けば良いと思います。
このJR大阪駅北側再開発区域は、国鉄梅田貨物駅の跡地であり、その駅南には、コンテナヤードがありました。今回の騒ぎの再開発区域の一画です。そこを、昭和60年(1985年)3月20日から翌年4月30日まで利用して行われたのが、劇団四季による大阪初のキャッツシアターによる「CATS」でした。
みんな知らず知らずの間に、お墓の上を歩き、座っていたのかも知れません。あまりいい気分はしませんね。