「プロレスの神様」カール・ゴッチ、本名カール・チャールズ・イスタスが、28日夜、午後9時45分(東部時間)に他界しました。83才を目前にしたところでした。死因は大動脈瘤破裂。2週間前に自宅で倒れているのを発見され、自宅近くの病院に入院していました。
ロンドンでの1948年のオリンピックで銀メダルを獲得したゴッチは、彼が関節技を含むレスリングを学んだ有名なウィガン(スネーク・ピット=蛇の穴と呼ばれたスクール)に学びました。そして生きている最もタフな男として、あちこちで名声が上がった所で、彼は米国へ移住しました。
ゴッチは結局、日本で「プロレスの神様」と呼ばれ、伝説になりました。彼は新日本プロレスのコーチとなり、その後、UWF顧問も務め、前田日明や高田延彦らにシュート・ファイティングを教え、日本の総合格闘技の高まりに大きな影響を与えました。
ご冥福をお祈り申し上げます。