知っている人は知っているのが「神戸ポートピアランド」です。1981年に神戸・ポートアイランドで、神戸ポートアイランド博覧会が開催されました。この時のテーマ曲はゴダイゴが歌っていたし、ポートピアホテルもこの時、営業を開始しました。ポートピアランドは、ポートアイランド博覧会会期中にオープンした遊園地です。現在は神戸花鳥園を経て、神戸動物王国になっています。
大阪万博でのエキスポランドに比べると、ポートアイランド博覧会のポートピアランドは地味でしたが、それでも観覧車は当時、世界一の大きさを誇り、真横が海だったこともあり海風もあり、その眺めと迫力は今も記憶に残っています。
写真のUCC珈琲館は、ポートアイランド博覧会のパビリオンの1つで、博覧会終了後も残りましたが、現在はUCCコーヒー博物館となり、姿も変えてしまいました。横にはかつてはエキゾチックタウンがありました。
ポートアイランドには、ドライブイン・シアターや異人館、レストランもあり、本当に大好きな街でしたが、阪急電鉄が2003年(平成15年)、宝塚ファミリーランドとあわせて遊園地事業より撤退を決定し、「ポートピアランド」は姿を消しました。阪神・淡路大震災による休園後の入場者の減少、当時の不況、レジャーの多様化、神戸ハーバーランドの街開きが原因です。震災がポーアイに与えた影響は大きかったと、僕は感じます。
ポートアイランドと言えば、今では「神戸市立医療センター中央市民病院」が、頭に1番に浮かびます。決して急患の受け入れ拒否しない、救命救急センターは有名です。