青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

洋楽「一発屋!」BEST5

2013-09-03 | 青春の音盤

音楽の世界には、1曲だけ大ヒットさせて消えて行く、いわゆる一発屋”One Hit Wonder”と呼ばれる者が時々ミュージックシーンに現れます!今日はその懐かしい一発屋を、80年代から選んでみました。なぜ80年代なの?この時代、僕は肉体労働のアルバイトで稼いでいたので、ジャケ買いのような今ではとても出来ない事も出来た時代でした。だから、1発屋のレコードを買う余裕もあり、沢山の曲を聴くことが出来た時代だったからです。(笑)

こういうものは選考基準が、人によって異なると思います。今回は、たとえ長い活動をしていても、本国では人気があっても、日本で数曲ヒットがあっても、僕がこのアーティストはこれ1発だったな~と思った時点で1発屋と認定させて頂きます。(笑)ただし、僕、選んだ以上はちゃんと買っていますから。それではどうぞ!(知らない人は、ジャケットをクリックして下さい。曲が聴けます!)

 

1位・Marty Balin / Hearts
邦題「ハート悲しく」。81年に大ヒットしました。ジェファーソン・エアプレインからジェファーソン・スターシップを経て、ソロとしてリリースした1枚でした。当時、ビルボード等より日本のチャートで先にヒットしました。

2位・QuarterFlash / Harden My Heart
このアルバムの1曲目、「ミスティ・ハート」が82年大ヒット!1日に一体何回ラジオから流れたか。パット・ベネターの後釜として、日本サイドがプッシュしている?と思ったくらいでした。メンバーのマーヴ・ロスとリンディ・ロスの夫妻が元教師という真面目バンドでした。サックスが記憶に残っています。

3位・Sneaker / More Than Just The Two Of Us
本国アメリカでも現在廃盤。81年「想い出のスニーカー」がヒットした。スティーリー・ダンに影響されつつ、L.A.的であるAOR。心地良いバンド・サウンドを造り上げていたグループでした。

4位・NENA / 99Luftballons
84年に「ロックバルーンは99」をヒットさせましたが、この曲は欧州では代表的な反戦歌として有名です。確かに可愛い笑顔でしたが、来日公演では、持ち歌が少なかったので、この曲を英語と独語バージョン合計で4度も演奏しました。(笑)ところでNENAは「小さな女の子」の意味だそうです。

5位・Charlene / I've Never Been to Me
シャーリーンの82年の邦題「愛はかげろうのように」。モータウン・レーベル初の白人女性ポップス・シンガーとして大々的に売り出された。しかし売れず、フロリダのラジオDJが気紛れにオンエアしたところ、問い合わせの電話が殺到し、5年後に再録音され全米第3位のヒットになった。椎名恵が歌う「LOVE IS ALL」の歌詞とは全く違う内容です。

次点・Newton Family / Don Quijote
ニュートンファミリーの「ドン・キホーテ」は80年のヒット。映画の主題歌「スマイル・アゲイン」等のヒットもあり、シャリーンより知名度は低いも、複数のヒットがあったとみなし、次点にしました。母国ハンガリーでは結構息が長いグループでした。

次々点・Rick Springfield / Jessie's Girl
81年「ジェシーズ・ガール」の大ヒットで一躍スターダムにのし上がり、その甘いルックスで"ロック界の貴公子"と呼ばれました。長い下積みの後のブレイクでしたが、88年世界ツアー開始直後にオートバイ事故にあい、10年間の音楽活動の休止を余儀なくされました。今も、ミュージシャン/TVスター/映画俳優としてマルチに活躍中。

選考の中では次のような曲も浮かびました。ネヴァーエンディング・ストーリーのテーマ(リマール)/ダンシング・アメリカン(シェリル・ラッド)/ノーランズ等ですね。でも前2つは映画とTV人気からのモノですし、ノーランズは日本ではそれなりにヒットしていましたから選考外としました。



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