車を手放した。
当地(札幌郊外)に移住して半年、「日常生活に車はいらない」との結論に至ったからだ。
それまで暮らしていたニセコでは、食料の買い出しひとつをとっても車なしには成り立たなかったが、ここでは、リュックを背に散歩も兼ねて最寄りのスーパーに出かければよい。
旅に出るなら、JRの駅まで3分ほど歩くだけでよい。
勿論、車があれば、例えば、ゴルフへ行く際などたしかに便利だ。
しかし、ざっと計算してみると、車の維持費は(調達に要した費用も考慮すれば)月3万円ほどにもなるから、これだけのためにキープするのはいかにも不経済だ。
また、近年、加齢に伴う視力や集中力の衰えもあり、運転のリスクも考えなければならない。
という訳で、この10年来、家族同然に過ごしてきたピョン太(車のニックネーム)と別れることになった。少々寂しいが、その内慣れるだろう。
蛇足:これは、彼が拙宅(ニセコ)に来た頃の写真。
ホンダのFIT 4WDだが、この頃のFITは正面から見ると、両目をむいたガマガエルのようだったので、その名前をつけた。