アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

薄暮のヴェネツィア

2015年11月13日 | ギャラリー

フィレンツェを出た後ピサへ寄ったので、ヴェネツィアに着いたのは夕方になった。

陸側から大運河を渡り、サン・マルコ広場近くの船着き場に上陸すると、すでに陽が落ちかけていて周囲を黄金色に染めていた。



対岸には、サン・ジョジュル・マジョーレ教会のドームと屹立する尖塔が見える。

サン・マルコ広場に入ると、正面に15世紀に建造されたという時計台があった。塔の屋上に置かれたムーア人(老人と若者)が鐘を打ち鳴らす。24時間表示の文字盤がユニークだ。

広場は大勢の観光客で賑わっている。降り立つハトの群れと遊ぶ親子。

網の目のように張り巡らされた運河をゆったりと行き来する観光用ゴンドラ。(メンバー12人の内)二人が乗りたいと手を挙げたが、料金が45分で18,000円と聞いて断念したようだった。

自由時間となり、広場に隣接するカフェでお茶を飲んで外に出たら、辺りはすっかり暗くなっていた。運河に映えるカフェの灯。

何とも慌ただしいヴェネツィア訪問ではあった。

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