最近、拙宅のプリンターが故障して、ウンともスンとも言わなくなった。
昨年末頃からインクの消費が極端に多くなり、また、印刷飛びが起こったりと不機嫌極まりなかったから、早晩こうなると思ってはいたが、遂にダンマリを決め込まれてしまった。
このプリンター、購入して8年になるからまぁ寿命かなとも思い新調することにしたが、問題は、機種選びである。
写真をきれいに印刷でき、写真集くらい作ってみたいと思っていたので、その道の先輩に尋ねたりしたが、その場合かなり(7~8万円)の出費になるので二の足を踏んだ。
また、高級な写真印刷は使用するインクの数も多く、本格的なものでは8~10色にもなる。
ただでさえ、プリンターがノズル調整と称して大量のインクを消費するのに、これが10色ともなれば印刷コストもバカにならない。まして、モノクロ文書の印刷にも、その準備段階ではカラーインクも消費する。
ということで、モノクロ印刷とカラー印刷はそれぞれ使用するインクを分けて行い且つ、値段の安いものという前提で検討した。
結果、採用したのはキャノンの入門機「PIXUS iP2700」。
Amazonで、3,186円。注文したら、二日ほどして届いた。
このプリンターは、モノクロ印刷には、専用(顔料)の大容量タンクを使用する。カラー印刷は、4色の染料インクを使用するが、いずれも、ノズル一体式のカートリッジである。つまり、2タンク方式である。
日頃印刷するのは文書が主だから、これに使用するモノクロインクが独立し、しかも大容量なら交換の頻度が減る。つまり、ランニングコストをセーブできるはずとの目論見である。果たしてどうであろうか。
今のところ、モノクロ、カラーとも満足する品質で印刷できている。
これは、L版に印刷したものをスキャナーで取り込んだ画像だが、そこそこの品質で印刷できていると思うがどうだろうか。