過日、INETのオークションに、ベルリンフィル創立100周年を記念するカラヤンのレコードが出品されているのを発見した。
ベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキーやモーツアルトなどの交響曲ばかり、6巻28枚セット。しかも、未開封の新品という。
オークションの開始価格は、1,000円だ。
さてさて、こんな逸品、天井知らずの値段になると思いきや。競合相手は一人だけで、結局、2,100円で落札できた。
で、この風景である。
つまり、世に出て30数年、未開封とは言え包装の中にまで湿気が忍び込み、開封したらやたらとカビ臭く、目下、虫干し中なのである。
レコードそれ自体には問題なさそうなので、せいぜい全盛期のカラヤンを楽しみたいと思っている。
ただ、またこんなにレコードをたくさん集めてどうするつもりだ、という思いもある。