パロディ「週刊分春」:#イケマキ
ニセコで暮らしていた時分、とてもお世話になった方から電話で、「春掘りジャガイモ送ったから」と電話があった。
それが昨日届いたのだが、その小包の中にヤチブキ(エゾノリュウキンカ)の若芽と蕗の薹が入っていた。
ヤチブキ(エゾノリュウキンカ)は、春先、まだ雪が消えない沢筋に黄色い花をさかせる背丈4~50cmほどの野草だが、花が咲く前に、その若芽を摘んでお浸しにすると、強い苦みとともに独特のおいしさを味わうことができる。
早速お浸しにし、また、蕗の薹は天ぷらにしていただいたが、いずれもニセコの春の息吹を感じることができ、とても懐かしかった。