アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

My Favorite Air Check!~ギレリスの「ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第4・5番」

2016年03月21日 | 音楽三昧

昔、鉄人と呼ばれたピアニストがいました。
旧ソ連の出身で、早くからその才能を開花させ、17歳でソ連邦のピアノコンクールに優勝。その鋼鉄のタッチと完ぺきなテクニックで奏される音楽は、比類なく格調が高くゆるぎないものとして愛好家にもてはやされていました。

特に、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団とともに収録したベートーヴェンのピアノ協奏曲集は、高い評価を受けてきました。

ただ、そのレコードは、音質があまり良くなかったので、愛蔵盤にはなりえなかったのですが、今回、タワーレコードが高音質リマスター化し、SACDを含むハイブリッドCDとして発売しました。

今回、それをMB(ミュージックバード)のエアーチェックで聴いたのですが、演奏は勿論、その音質の良さにも感嘆しました。これで、安心して鉄人の音楽を楽しめます。

蛇足:実は、彼の鉄壁な演奏を「生」で聴いたことがあります。それは、現役時代、任地のイラン・テヘランでのことでした。当時(1970年代)のイランは、まだ西側諸国との交流があり、西洋文化も取り入れていたので、こうしたコンサートもたまに開かれていたのです。

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生イケマキ

2016年03月20日 | アーバンライフ

昨日午後、地元北広島市で、「3.19 安保法廃止と立憲主義の回復をめざす市民集会」が開かれ、第二会場まで参加者があるれる盛会となりました。

これは、衆院北海道5区補選野党統一候補となった池田まきさんも参加するとあって、ひと目、生イケマキ(さんの笑顔)を見たいと大勢がおしかけたせいですが、その熱気に圧倒されました。

集会では、前札幌市長の上田さんが、「どのようにしたら安保法制を廃止できるか」について講演されました。

また、東京から駆け付けたという川田龍平さん(維新の党)が挨拶されるハプニングもあって、会場は大いに盛り上がりました。

21日には、辻元清美さん(民主党)、大田和美さん(維新の党)や高橋千鶴子さん(共産党)らがそろって(地元の)街頭演説に立つというので話題になっています。

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続々と~野党共闘成る!

2016年03月19日 | ドラミング

今度は、九州宮崎からうれしいニュースが届いた。
野党共闘が成立し、夏の参院選では、読谷山さんを統一候補として与党候補と激突するという。

また、長崎でも統一の話し合いが最終段階という。

こうして、どんどん統一の話し合いが進み、参院選で統一候補を擁立できれば、改憲派の野望を打ち砕くことができる。

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マンボウが来た

2016年03月18日 | アーバンライフ

北海道知床の海にマンボウが来た。

昨年まで暮らしていたニセコで、近隣の岩内港にブリやアジが水揚げされたと聞いて何か変だと思ったが、昨今、知床の海に、「マンボウ」が毎週のようにやって来るというから驚きだ。

昨日の新聞(朝日)の北海道版で紹介されていたのだが、気候変動の影響がこんなところにも表れているという。エコを忘れがちな生活を反省した。

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「はじまり、美の饗宴展」~国立新美術館

2016年03月17日 | ギャラリー

岡山県倉敷市にある「大原美術館」
個人の収集家により設立、数々の名品を展示している貴重な存在ですが、その美術館の所蔵品をこぞって持ち込んだ、言わば、引越し公演的美術展です。

先月、上京した折拝見したのですが、その展示品の多さに驚きました。

つまり、エジプトやイランで発掘された古美術品から印象派の名画に加え、邦人画家による現代絵画まで、守備範囲の広い美術展です。

特に圧巻は、著名な印象派の画家による名画で、モネの「睡蓮」(同展HPから転載)を始め、ルノワールの「泉による女」まで、見るものを興奮させずにはおかない絵画がそろっています。ご一覧をお勧めします。

 

はじまり、美の饗宴展」~すばらしき大原美術館コレクション

 会場:国立新美術館(東京乃木坂)
 期間:4月4日(月)まで 火曜休館
 開館:10:00-18:00
 料金:1,600円

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私だってプレーヤーのひとり

2016年03月16日 | ドラミング

13日、東京新宿で行われた学者と学生による街宣。
3,500人を越える人々が駅前広場を埋め尽くしたが、その集会でシールズ関西の寺田さんがおこなったスピーチがすばらしいと話題になっている。

以下ご紹介します。しばし足を止めてご覧いただければと思います。

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My Favorite Analog!~ムラヴィンスキーの「チャイコフスキー交響曲第5番」

2016年03月15日 | 音楽三昧

昔懐かしいクラシックファンならどなたもご存じのムラヴィンスキー・レニングラードフィルによる「チャイコフスキー交響曲第5番」です。

演奏、録音ともに優れ、名声を博したレコードです。

先週、偶然、オークションで発見し取り寄せました。
2014年に、ドイツでプレスされた高音質180グラム盤です。

早速聴いてみたら、もう涙が出そうになるくらい、その音の良さ、演奏のすばらしさに感無量でした。

今回、プレーヤーもちょっとしたグレードアップをしたので、そのテストも兼ねた試聴だったのですが、従来に比し、音の深みと広がりが大きくなり、感激もひとしおでした。

いずれハイレゾ録音をしてライブラリーに加える予定です。

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初戦に勝利を!

2016年03月14日 | ドラミング

全国的に注目を集める野党共闘の試金石、地元衆院北海道5区の補欠選挙が4月24日投開票で行われます。

野党統一候補の「池田まき」さんは連日各地の街頭に立ち、「戦争法廃止、民主主義の回復、格差是正」など、庶民の願いをかかげ奮闘しています。

今朝の新聞(朝日)地方版に、選挙区情勢が載ったのでご紹介します。

 

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TPPの持つ危険

2016年03月13日 | ドラミング

 

昨日午後、地元北広島市の公民館で、「TPPと私たちの暮らし」と題する講演会があった。聴衆は、満員の150人ほど。

 講師は、北海道新聞編集委員の久田徳二さん。
この分野で長期にわたり調査、研究を行い、また、記事や解説を書き本もお出しになっている。北大の客員教授でもある。 

その久田さんのお話しの核心は、「食の危険」についてであった。
特に、現在は曲がりなりにも規制の対象となっている「遺伝子組み換え食品(GM)」が、協定の発効とともに野放しとなり、怒涛の如く入って来る危険性についてであった。 

TPPには他にも、関税撤廃に伴う日本農業が受ける打撃、とりわけ北海道農業は壊滅的な打撃をうけるし、ISDS条項や金融・保険サービスの問題、医薬品の特許延長など幾多の問題があり、到底容認できるものではない。 

この条約は、これから国会審議にかかるが、その秘密性にも問題があるので、関心を持ち注目していってほしいというものであった。

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マリンバが奏でる鎮魂歌

2016年03月12日 | 音楽三昧

昨夜、札幌Kitaraでマリンバの演奏会があった。

世界的な名声を得ているマリンバ奏者の第一人者、塚越慎子(のりこ)さんを迎え、地元札幌市在住の沓勢津子さんとのデュオリサイタル。

プログラム

 ・M.シュミット/2-Gather
 ・C.ドビュッシー(山口真由子・編曲)/アラベスク第1番
 ・L.H.スティーヴンス/リズミック・カプリス(塚越さんのソロ演奏)
 ・安倍圭子/山をわたる風の詩~2台のマリンバの為の~
 ・M.ラヴェル(M.レス&サフリデュオ編曲)/道化師の朝の歌
 ・M.フォード/アフタ・ステューバ!(トリオ・石田千華さん賛助出演)
 ・P.チェン/エチュードニ長調(沓野さんのソロ演奏)
 ・A.ピアソラ/タンゴ組曲(第1~3番)

多彩なプログラムであったが、マリンバ奏者でもある安倍圭子さんが作曲した「山をわたる風の詩」が、日本の自然を如実に反映したすばらしい曲であった。

また、ピアソラの「タンゴ組曲」も、草原を吹き渡る風とそこに暮らす人々の熱い想いを感じさせとても良かった。この曲は、元々、ギターデュオ用に作曲されたが、マリンバとギターは相性がよく、そのままのかたちで演奏するという。

アンコール曲は、東日本大震災の鎮魂歌(復興支援テーマソング)「花は咲く」で、この災害で命を亡くした2万人をこえる方々への想いを新たにした。

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