アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

豊麗なストラディヴァリウスの響き

2016年06月20日 | 音楽三昧

週末の午後、札幌Kitaraでひらかれた2016/17札響名曲シリーズ第2回。
「ウイーン:華麗なるヴァイオリンと運命」と題されたコンサートだったが、モーツアルトとベートヴェンの代表的な名曲をストラディヴァリウスの豊麗な響きとともに堪能した。

プログラム
 ・モーツアルト アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525
 ・モーツアルト ヴァイオリン協奏曲第3番 K.216
 ・ベートーヴェン 交響曲第5番 Op.67「運命」

会場は、天井桟敷まで聴衆で埋まる満員の盛況。大谷翔平君に劣らぬ体格のフォルクハルト・シュトイデ氏の奏でるストラディヴァリウスの美しくも力強い音色に魅了された。

また、同氏がコンマスと指揮者を兼ねていて、ただでも難しい「運命」の統率を見事にやってのけたのには、二度びっくりした。

オケのメンバーもそこはよく心得ていて、各パートが前後左右の音を確かめつつ一糸乱れぬ演奏を繰り広げていた。納得のいく、とても楽しい演奏会であった。

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戦争に行かず、選挙に行こう!

2016年06月19日 | ドラミング


参院選挙の公示を控え、各党の活動も熱を帯びてきた。

また、選挙権年齢が18歳以上となったことから、新たに240万人の若者が有権者となった。

選挙の争点はいくつもあるが、何よりも大事なのは、「棄権」する人をなくすこと。有権者の40%もの人々が棄権する選挙なんてナンセンスと思うからだ。

このキャンペーンには、有名人も一役買っている。

他方、今度の選挙でアベ(危険)政権が推進する「戦争できる国」への道にストップをかけることも重要だ。

今の憲法の持つ「平和主義」をトコトン追及して
こそ価値がある。「武力には武力」では、根本的な問題の解決にはならないからだ。

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レタス騒動記

2016年06月18日 | アーバンライフ

サラダ菜として重宝するレタス。
小生は従来、ファストフードや機内食などで(レタスに)接する度に、「こんなもの野菜じゃない」と軽蔑して来た。

ところが、先月末、コープの通販カタログに「道内産レタス」とあったので注文してみた。

そして、届いたそれがとても美味しく(レタスを)見直したし、家内は、「洗って千切ればいいので助かる」と言うので、今月、再度注文した。

ところが、今週届いたそれは、「ファストフード品質」に逆戻りしてしまった。

たかがレタスと思ったが、これが今後も続くと困るので、コールセンターに電話して、「何じゃ、このレタスは?」と文句を言った。

案の定、オペレーターがは、やれ「値引きするの」、「交換するの」と言うから~。

そうじゃないんだ。
「コープの商品はこんなもんです」と、今後も同じように納入されては困るからわざわざ電話した訳で、「この件は、必ず仕入れ部門にフィードバックして改善して欲しい」とお願いしたが、果たしてどうなるだろうか。

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原田マハ著「ジヴェルニーの食卓」

2016年06月17日 | アーバンライフ

マティス、ドガ、セザンヌ、モネなど19~20世紀にかけて活躍した印象派の巨匠たちは、何と闘い、何を夢見たのか?

「楽園のカンヴァス」で注目を集めたマハさんが、これらの巨匠たちとともに生きた女性の目を通して綴る”読む美術館”。2009~12年「すばる」誌に掲載された短編4編を収める。

物語(ジヴェルニーの食卓)~パリを後にジヴェルニーに移り住み、青空の下で庭の風景を描き続けたクロード・モネ。その傍には義理の娘「ブランシュ」がいた。破産したパトロン一家を引き取り、黙々と制作を続けた巨匠の目に映ったものとは・・・。

現役のキュレーターでもある著者でしか為しえなかったと思われる印象派の巨匠たちの人間臭い物語はとても新鮮で、興味深かった。(お勧め度:★★)

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当地に球場か?~日本ハム

2016年06月16日 | アーバンライフ

日本ハム球団は従来、札幌ドームに本拠を置いて来たが、使い勝手が悪いので自前の球場をつくりたいと言う。

そこで、先ずは候補地の選定だが、昨日の新聞(朝日)の北海道版に、当地(北広島市)が候補にあがっているとの記事が出た。

候補地の「きたひろしま総合運動公園」は、拙宅から徒歩15分ほどの距離。
もしここに球場ができたら、歩いて野球見物に行けそうだ。

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くまみん?

2016年06月15日 | ギャラリー

くまモンというのは聞いたことがあるが、「くまみん」って何?

どうも、全国で一番早く野党統一候補を生み出した「熊本から民主主義を!県民の会」のことらしい。

その「くまみん」主催で、この参議院選に立候補する「あべ広美」さんを応援するための集会が開かれた。

「あべ」さんは、写真中央のオレンジ服の方(地震被災者の救援にあたる弁護士)だが、周囲には中央政界でお馴染みの顔が並んでいる。

そして右端には、小生らの地元、衆院北海道5区補選をたたかった「池田真紀」さんの顔も見える。

こうして、統一成った野党共闘が、全国的に協力しあって安倍ダメ政権の退陣を迫るの図は、何とも心強いかぎりだ。

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親切な売り子たち

2016年06月13日 | アーバンライフ

以前、「不機嫌な売り子たち」という記事を書いた。
田舎(ニセコ)に比べ、当地(都会)の売り子たちの何と素っ気ない、不機嫌な対応かとうんざりした思いを綴った。

今回、海外からの通販でトラブルに遭遇し、サポートセンターと数回やり
とりしたのだが、そのスマートで親切な対応に接し感激した。

経緯はこうである。
円安の進行以来、この3年ほどは海外から物を買うこともなかったのだが、先週、従来欲しいと思っていたオーディオ部品がeBay(国際オークションサイト)に出品されていることがわかり、これを落札・購入した。

そこで、代金を支払うべく支払い機関(PayPal)の口座を操作をしても、一向に完結する気配がない。

そこで、サポートセンターに電話をしたら、まず、何語での対応を希望するか訊かれ、「日本語」と入力して待つこと5分。

電話に出た女性はシンガポール人で、流暢な日本語を話すだけでなく、そのスマートで親切な対応にはとても感心した。

要は、PayPalが採用している為替レートが(運用益を出すため)市場のそれより高く設定されていることから、支払い限度額を超えたのが原因とわかった。

以後の対応はメールのコレポンになり、身分証明書のコピーを送信することで制限が解除され、支払いは無事完了した。

こんな複雑なやり取りを、日本国内のサポートセンターは取り得るだろうか。また、真に顧客本位の対応を為し得るだろうか。

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若い魅力ある候補者

2016年06月12日 | ギャラリー

今回の参院選挙。
すでに、各陣営とも選挙戦に突入しているが、昨日、大阪選挙区で共産党から立候補する「わたなべ結」(写真中央)さんの街宣をネットで拝見した。

動画もアップされていて、とても魅力ある候補者だと思った。つまり、単に若い女性(35歳)というだけでなく、スピーチの内容も話し方もすばらしく、こうした魅力ある人を擁立できる共産党の実力はたいしたものだと感心した。

現在の安倍政権の政治は、選挙になると耳当たりの良い経済政策で支持を募り、選挙が終わると集団的自衛権の行使やら戦争法の制定など、憲法をないがしろにする政策に血道を上げる。こんな政治をいつまで許して置くのか。

今回の選挙では、国民はもう騙されない。 

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興味尽きない~原田マハ著「ユニコーン」

2016年06月11日 | ギャラリー

中世美術の最高傑作と称されるタピスリー、「貴婦人と一角獣」に秘められた物語を綴ったマハさんの異色アート小説。

新書版の大きさながら、極彩色のタピスリー6点全部(の写真)を掲載した豪華装丁も、物語を読み進む内に、むべなるかなと納得させられる。

19世紀の女流作家「ジョルジュ・サンド」を登場させ、また、件のタピスリーを語った彼女の短文も合わせ収容するという思い切った構成になっている。

いずれにせよ、アートをめぐるマハさんの博識ぶりと歯切れのよい文章に、納得の後読感であった。(お勧め度:★★)

蛇足:ユニコーンは「一角獣」のことで、何でも処女性の象徴とか。

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ケルテスの「新世界」

2016年06月10日 | 音楽三昧

昨日、網友からハイレゾ版「ケルテスの”新世界”」が届いた。

元ネタは、1961年に録音されたLPレコードなのだが、貴重なテスト音源として広く知られている。

当時、弱冠32歳のケルテスが、名門のウイーンフィルハーモニーを指揮して描き出した録音史上最もドラマチックな「新世界」交響曲で、その名声は、今日に至るもいささかの陰りもない。

それほどの名録音だから、制作初期にリリースされたものを入手しようとなると大変だ。

つまり、オークションへの出品を始終監視し、出品されたら落札すべく追い回すのだが、なかなか思い通りにならない。たった1枚の中古レコードに10万円を超える値がつくこともあるという。

今回、友人が手に入れたものは、第2版もので4万円だった由。

早速、これをNASに収容して聴いてみたが、とてつもなくスケールの大きな音が飛び出してきて驚いた。ハイレゾ化もうまくいっていて、今まで聴いた中ではピカ一の仕上がりになっていると思った。

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