風のたより

つれづれに

      コゲラとエナガ

2011-03-05 | 野鳥



        いつもの散策コースで、一度見たいと思っていたコゲラに、やっと対面するチャンスがありました。

        樹の上で「ギーギー」という聞き慣れない鳴き声に目を凝らすと、すずめ程の大きさの白と茶黒の
        縞模様のコゲラの姿が、、、、
        やっとみつけた!!という感じでした。






        コゲラはキツツキ目キツツキ科 で、日本にいるキツツキの中で一番小さいとか。
        
        コゲラはキツツキの仲間だったんですね。
        なるほどよく見ると、樹の上でコツコツと枝をたたくドラミングをしているようです。

        後頭部に赤い班があるのが♂らしいのですが、ここからではよくわかりません。
        野外ではほとんど見えないので♂♀の識別は難しいのだそうです。





        このコゲラ、最初は樹の下の方にいたのですが、いつの間にか上の方まで登っていました。
        きっと樹の中の虫を探しながらどんどんと樹の上まで登ったんでしょうね。





        とうとうこんな木の先まで登ってきました。
        じっと動かないところを見ると、どうやら餌を見つけたようです。





        こちらはマシュマロの様なふわふわお腹と、小さい目の可愛いエナガです。
        コゲラに続いて、エナガも今回初めて撮ることができました。





        エナガはスズメ目 エナガ科 。
        すずめ程の大きさですが、尾が長く頭分と下部は白く、頭上には黒い過眼線がある。
        背中の両側、肩羽には薄い赤紫色の部分があるのが目立ちます。





        エナガは数十羽の群れで動くことが多いようで、時にはシジュウカラ類やコゲラと混群をつくる
        こともあるようです。

        たしかこの日もシジュウカラの仲間と一緒に「チチィ、チチィ」と鳴きながら、木から木へ
        忙しなく飛び回っていたようでした。





        鳥を撮るには根気が入りますね。
        なんせ相手は羽根をもっていて、どこへでも飛んで行ってしまいますし、、、

        この頃はどうも、小鳥たちにすっかり遊ばれているような毎日です。(笑)