弥生三月もあと数日で終わり、震災から早20日近くになりました。
以前変わらない被災地の状況には心が痛みます。
それに加え、福島原発の遅々として進まない状況には一喜一憂の日々です。
水や野菜の汚染、計画停電、作業員の被ばく、集団移転の問題など
次々に発生する事態に、被災地から遠くに住む身でさえなんだか落ち着かない
毎日です。
そんな中に我が家の庭にも春の花が咲きだしました。
まだ風は冷たいけれど、春の光を浴びて、いつもの年と同じように咲いています。
鉢植えのクリスマスローズ、去年より幾分花数は少なめですが二色ともそれぞれに
花芽を付けています。
シデコブシの薄いピンクの花びらが春のつめたい風に揺れています。
ここ数日は、その花芽をヒヨドリが集団でやって来ておいしそうに食べています。
これも仕方ありませんね。(笑)
庭のヒサカキの木にも、可愛いバラの様な小さい花がいつの間にかびっしりついています。
花は小さいけれどよく見ると春らしい淡い色合いの花です。
白モクレンも膨らみ咲きだしています。(写真はちょっと前のものです)
今年の遅い春もたしかにやって来ているのですが、、、、、、
本当の春はいつやってくるのでしょうか?
被災地に降る雪を見るたびに心が痛む遅い春です。