風のたより

つれづれに

                ~~ 天浜線の冬の風物詩 ・・・・・ ユリカモメ ~~

2013-01-20 | 野鳥




天浜線の冬の風物詩といわれるユリカモメをお仲間と一緒に見に行ってきました。

東名を走ること約1時間半、東名から降りてすぐの天竜浜名湖鉄道の佐久米駅。
飛来シーズンに、駅に併設されている喫茶店のご主人の餌付けにより、この時期
ユリカモメがたくさんやってくることで有名になったようです。







餌が撒かれる時間帯に電車が入ってきました。
すると、時間が分かるようにユリカモメが、どこからともなく自然に集まってきました。







喫茶店のご主人がパンくずをいっぱい何度も撒きました。
いつもなら、もっとたくさんのユリカモメが集まるようですが、、、、








どうやらこの日は、ユリカモメはいつもより少なかったようでした。
ご主人のお話では、風の強い日や雨の日にはもっと集まってくるとのこと。

お天気の方が、たくさんのユリカモメに会えると思ったのですが、これは意外でした。
きっとお天気のいい日には、自分たちで餌を取るのに苦労しないのかもしれませんね。
普段は、魚や甲殻類を主食とし、時には昆虫や雑草の種まで食べる雑食にもなるとか。







この時期、電車はこの餌をついばむユリカモメを見るために1分間の停車をします。
これも乗客へのサービスなんですね。







お腹いっぱいだったせいか、ちょっとパンをつついだり、遊び食いしたり、、、
駅を訪れる人々から不定期にもらう餌で、お腹いっぱいなのかもしれません??







電車が走り出した後は、後を追うようにユリカモメも電車と一緒に追いかけたり、、、
そのうち皆ぱっと海の方へ、、、、追いかけっこ??







冬場のユリカモメは、足と嘴が赤く、頬にグレーの斑点がありますが、夏場には
頭部が褐色になるのだそうです。

たしかこのユリカモメは、東京都の鳥に指定されていると記憶していますが、、、、







このユリカモメ、体調40cmほどの鳥ですが、集団で行動することが多く、この日も
餌の後は、集団でお遊びです。







日本で越冬したユリカモメは、2月中頃には北に戻っていく渡り鳥。
しばしの休憩に餌をいっぱい食べて、元気に北に渡ってほしいですね。







何回やっても動きの速い鳥の写真はうまく撮れません。

今回も撮った写真を見て、これじゃみんなボツとがっかりしたのですが、気を取り直し
なんとか見られるものをトリミングしてやっとアップしています。(泣)