風のたより

つれづれに

                 ~~~~~   フィンバック橋   ~~~~~

2013-05-04 | Weblog




5月の爽やかな風に誘われて最近わが町に完成し、その優美な姿が話題になった
新しい橋を見に出かけました。

いつも通る土手沿いに懸っていた橋の工事現場も外され3月に立派に完成です。
この橋を初めて渡り愛知県側へ、、、







この橋は大きな木曽川を挟んで岐阜県と愛知県を結ぶ各務原大橋です。

完成式には盛大な催しが行われたようで、航空自衛隊岐阜基地による3機編隊の祝賀飛行や
テープカットの後渡り初めがあり、市内で公募した3世代の夫婦10組を先頭に一般市民も
この新しい橋の渡り初めに参加出来たようです。







岐阜県側の緑の山々をバックにした真新しい橋はとても綺麗な上
優雅に波を打っているような橋壁が目に止まります。







車を愛知県側に駐車して歩道側を歩いてみました。
下には広い木曽川が流れています。







橋の中ほどで振り返ってみると、、、、

いつもよく行く138タワーや遠くに伊吹山系の山並みも、、、、
こうしてみると、木曽川の川幅は広いですね。
でも今は何故か水が少ないようです。







車道の隣の歩道はこんなにたっぷりと広くとっても歩きやすく、川風に吹かれながらの
気持ちの良いウォーキングコースになっているようです。

そしてこの橋で話題になったのは、この優雅な曲線を描くフィンバックと言われる
橋の工法のようです。







近づいてよく見ると、まるで魚のフィレの様に波打つ変った橋壁、、、、

上部構造は、PC10径間連続フィンバック橋というのだそうです。
確かにこんな形を今まで見たことがありません。

どうやらこの形はただ優美なデザインだけではなく、橋桁の厚さを薄くしたり自然の景観にも
考慮し、更には経済的なメリットがあるとか。







橋のところどころには、こんな大きくてまっ白い石がいくつか置いてありました。
これはひょっとして木曽川の石でしょうか?

ここに腰掛けて周りを眺めてみましたが、なかなかの景観です。







橋から下りて眺めるとこんな感じで、岐阜県側の山並みが連なっています。







岐阜県側から愛知県側をみて、、、

あらためて振り返ると、、、爽やかな青空に真新しい橋がまぶしいほどでした。