風のたより

つれづれに

              ~~~  瀬戸内の旅、男木島へ①  ~~~

2019-05-18 | 猫旅 男木島
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猫旅の第2弾は、瀬戸内海に浮かぶ猫の島で有名な男木島と女木島を訪ねて来ました。

拠点となるのは、香川県の高松港です。

高松港からは瀬戸内海に浮かぶ島々へ行くフェリーがたくさん出ています。

高松港の朝、曇り空の為か空気もちょっとひんやり。

初めて見る瀬戸内海です。





今回香川県に来るのは初めてですが、フェリーの出る高松港のベイエリアが想像以上に
近代的でびっくりでした。

それと近年瀬戸内の島々にはアートの作品が多く、それを見る若者の観光客が多いせいか
フェリー乗り場にはたくさんの若者のボランティアの方々が丁寧に案内してくれました。





初日はまずこの「めおん2」のフェリーに乗って男木島へ渡りました。

初めて乗る瀬戸内海のフェリーに、気分もちょっと興奮気味です。(笑)

乗船客の多くが若者でした。





朝8時に男木島へ向けて今日の第一便が高松港を出港しました。

フェリーの最上階のデッキにある椅子に座り瀬戸内海の風景をゆっくりと眺めながら~~~





フェリーは途中女木島に寄ってから男木島へ回ります。

高松港を出て40分、やっとフェリーは男木島の港に入ってきました。





フェリーを下りると目の前にモダンな建物が見えてきました。

男木島の観光案内書も兼ねている交流館で、建築はスペインの現代芸術家ジャウメ・プレンサ
の作品となる「男木島の魂」





貝殻をイメージした屋根には8つの言語の文字がデザインされていて、不思議な空間でした。

これもアート作品ですね。





フェリーを下りてから、いよいよここから島歩きです。

ここにも島特有の細い急な階段の坂道が始まります。

いかにも猫ちゃんがひょっこり出てきそうな雰囲気がありますね。





坂を上ったところには、路地壁画プロジェクトと言われるアート作品が、、、

島で集めた廃材に風景のシルエットなどを描き民家の壁にとりつけたものとか。





ガイドブックに猫の多い場所として乗っていた豊玉姫神社まで上がってきました。

いました、いました猫ちゃんが、、、

まるでお出迎えしてくれるように階段にちょこんと座って待っていてくれました。





”こんにちは、お出迎えありがとう!”

階段を上ると、まるで案内してくれるように先にどんどん上がっていきます。





振り返ると下には瀬戸内海の風景が広がっています。

”いいところにいるのね!!”

どうやらここがトイレの場所でもあったようで、済んだ後しっかりと砂かけしてました。(笑)





境内に入ると別の猫ちゃんの姿が、、、

大きな水場でさっきの茶猫さんと三毛猫さんが美味しそうにお水を飲み始めました。





この日は歩くと汗ばむほどで、こちらも喉が渇いてきました。

持参したペットボトルのお茶を一杯飲みながら、、、





さっきの茶猫さん、まだ美味しそうに飲んでいます。





あら、もう一匹よく似た茶猫さんが、、、

ひょっとして、親子でしょうか?

一休みしながら猫たちの動きを眺めていると、みんな大人しく仲がよさそうです。





帰りの階段では黒白猫さんの姿も、、、

猫の島といわれながらも、だいぶ減ったと聞いていましたが、やっぱりこの豊玉姫神社には
猫ちゃんの姿があり、ちょっとほっとしました。





もう一度階段の上から瀬戸内の風景を見ながら、、、、

向こうに見えるのは女木島のようです。

豊玉姫神社の猫ちゃん達とはここで別れ港の方に戻ります。

”みんな、元気でね!!”





途中、オンバファクトリーといわれる庭先の会場がありました。

この島独特のオンバといわれるお年寄りの使う手押し車のこととか。

坂道が多く荷物の移動には欠かせないもののようで、それに可愛い柄が描かれて
これもアートになっているのでしょうか。





石畳の露地を下がって、やっと港の方まで降りてきました。





1時間に1本の間隔で高松港からのフェリーがつぎつぎにやってきています。





港の近くにはこんな大きな蛸壺の焼き物が並んでいました。





ここで一休みした後は、かつての映画「喜びも悲しみも幾年月」の撮影場所となった
男木島の灯台の方に回ってみることにしました。