翌朝の高松港には、島々を行き交うフェリー船の向こうに年に数回という豪華な大型客船
の姿がありました。
瀬戸内海の高松港にこんな大型客船が寄港することには驚きと感動があり、つい数年前に乗った
地中海やエーゲ海でのクルーズの旅を思い出しました。
豪華客船を見ながら高松港からの今回二度目の出港です。
今日は昨日の男木島の隣にある女木島に向かいます。
この日は朝から気持ちの良い快晴で、フェリーは高松港を離れ瀬戸内海を水しぶきを上げて
走ります。
女木島は昨日行った男木島より手前にあり20分ほどで到着。
島に到着すると、すぐに桟橋がかかり上陸です。
島に降りて目の前の案内所に入ると、さっそく白猫さんたちがお出迎えです。
ここで島の案内の地図などもらい島歩きが始まりました。
案内所を出て少し歩くと、海沿いになぜかモアイ像が???
後でわかったことですが、高松市内のクレーンメーカーが、イースター島の倒れていた
モアイ像を立て直すというプロジェクトの為に試みに造ったモアイ像だそうです。
それにしても女木島にモアイ像、、、これもアート作品でしょうね。
更に海沿いに進むとこんな大きな帆船が、、、、
これもアート作品で、題名は「20世紀の回想」
ピアノはブロンズで出来ていて弾けませんが、近づくとこのピアノからかすかなピアノの
音色がして海風となって流れています。
自動演奏になっているようです。
これも不思議な光景です。
更に歩いていくと、海沿いに一軒だけあった海辺のおしゃれな喫茶店。
コーヒーの香ばしい香りが漂っています。
ゆっくり熱いコーヒーを飲みたかったのですが、回るところがたくさんあり横目で見ながら、、、
海沿いのお寺の庭に入ってくると、お行儀よく佇んでいる猫さん発見!!
お寺の裏側からすーっと現れて他の猫さんを待っているようです。
お寺の裏から細い人家のある道に入ると、、、ここにも猫さんが、、、
更に歩いていると、、、急に現れたいっぱいの猫さん!!
うわー、これは凄い!!
たくさんの猫さんの姿に思わず笑みがこぼれます。
建物の看板を見ると、どうやらここは島の診療所でもあり、猫だまりにもなっているようです。
色とりどりのの猫さんが診療所のドアの前で何かを待っています。
朝ご飯の時間だったのでしょうか??
横にはパンくずがいっぱいあったけど、猫さんたちはもっとおいしいご飯がいただけるのか
やっぱり診療所のドアの前で待っている感じです。
そんな中、手前の猫さんは、どうやら食い気より眠気のようで、大きなあくびをした後、、、
ご飯待ちのお仲間の中で悠然と寝始めました。
前足を思いっきり伸ばし気持ちよさそう、、、
”もう眠くて眠くて”って感じです。(笑)
その無防備さが何ともかわいい!!
後ろの黒猫さんも、ちょっかいを出さずみんなそれぞれ静かにじっとしています。
まるで見守るように、、、
ドアの前の猫さんたちは、やっぱり扉が開くのを今か今かと持っていますね。
これだけいても、それぞれ違う毛色です。
どこまでも仲良く、、、
この三人さんは特に仲良しですね、家族でしょうか???
思いがけずこんなにたくさんの猫さんたちに出会えたことはラッキーでした。
たくさんの猫さんたちから元気をもらい、その姿に思わず癒されて、、、
見事に並んだ七人の侍ならぬ、七人のシャムニャイ!!(笑)
ここで元気をもらい、再び島歩きが続きました。