千鳥ヶ淵の夜桜を楽しんだ翌日は、友人の住む港区高輪に場所を移し、
横浜時代のお友達も加わって、近くのグランドプリンスホテル高輪の
お庭の中の桜を見せていただくことになりました。
ホテルの広いお庭の中に桜の木があちこちに、、、
丁度この日は東京の桜が満開を迎え、お食事を楽しみながらホテルの大きな窓から
桜を楽しむ人々の姿が、、、
都会の喧騒を離れ、一歩門を入るとそこは別世界、純日本庭園が広がっています。
庭に置かれた青銅の灯篭が良い雰囲気を出しています。
流れ落ちる滝に沿ってツワブキやつつじの木などのいろんな植物が、、、
池のふちには葉を落とした立派なサルスベリの大木が、、、
広い池にはたくさんの大きな鯉が優雅に泳いでいました。
お庭の中をゆっくりと櫻を愛でながら回らせていただき階段の方に回ると、、、
なんと階段の敷物の上には大きな炬燵が置かれています。
これはきっとこのホテルに泊まられる海外からのお客様の為に設えられた
期間限定のサービスかもしれませんね。
暖かい日本の炬燵に入りながら、綺麗な日本の桜を眺めた海外のお客様にとって
きっと良い思い出になることでしょう。
お友達のお陰で数十年ぶりに東京の桜を楽しむことができました。
ちょっと青空が見えなかったのは残念でしたが、、、
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
昨日は待ちに待った新元号が発表されました。平成に続く新元号は「令和」とか。
勝手に予想した永幸とはまったく違いましたが、、、(笑)
最初は「令和」と聞いてちょっと意外な印象を受けましたが、出典がこれまでの
中国の古典からではなく日本の万葉集からであることと、令の字はこれまでの元号では
一度も使われたことのない初めての字であることも新鮮です。
令の字には、命令ずるなどの固いイメージがありましたが、令の字には他に、令嬢や
令夫人などに使われるように清らかで美しいという意味もあることを初めて知りました。
新しい元号が令和に至った説明を聞き,梅の木の下で和歌を詠み合った昔人の雅な
情景が浮かび、今更ながら日本文化の伝統と奥深さを感じ、令和に至ったいきさつに
納得できました。
今までにない、どこか雅で響きの良い元号だと思います。
約一か月後に始まる「令和」の時代が、どうか平和でありますように、、、、
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