オーストラリアから一時帰国した娘とあわただしい日々を過ごすうちに気づけば早11月。
昨日娘がオーストラリアに戻り、やっとまたいつもの日々に戻りました。
もう数日前のことになりますが田舎への帰郷の帰り、東京と横浜に立ち寄り娘の希望で
横浜で一泊となりました。
まづ立ち寄ったのは、東京の目黒雅叙園で丁度開催されていた「いけばな展」でした。
品川駅からは雅叙園行きのお迎えのバスに乗り20分ほどでホテル雅叙園東京到着。
エントランスホールの正面には、雅叙園にふさわしい豪華ないけばなが
生けられていました。
エントランスから右に曲がると、、、
一見日本画のように見えましたが、これは江戸時代の様子を彩り豊かに描いた木彫版で
一枚板の木彫に泥絵の具で彩色したものだそうです。
絵には厚みがあり、かなり立体的に彫刻されていました。
優美な絵が続いています。
天井に目をやると、、、ここも見ごたえ十分な優美な天井画です。
更に奥に続く回廊の壁にも豪華な装飾がなされ、、、
先に進んで行くと、、、、
広いロビーに繋がっていました。
優雅にゆったりとお茶を楽しむ人々の姿が印象的でした。
一階からは螺鈿の施された豪華なエレベーターで二階へ。
この階段が雅叙園の中でも有名な百段階段です。
この階段の右側には七つのお部屋があり、今回開催されている「生け花展」の
会場にもなっています。
”「百段階段」とは通称で、ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、
1935(昭和10)年に建てられた当館で現存する唯一の木造建築です。” (解説より)
先ず入ったお部屋は、絢爛豪華!!!
部屋の装飾の華やかさに加えいけばなも更に豪華に、、、、
” その豪華な装飾は桃山風、更には日光東照宮の系列、あるいは歌舞伎などに見られる
江戸文化に属するもの ”とも言われているとか。(解説より)
階段をさらに上がって別の会場へ。
一部屋毎に流派の違ういけばなが展示されています。
どれも由緒ある雅叙園の百段階段のお部屋にふさわしい豪華ないけばなです。
今回の開催を偶然知りぜひ目黒雅叙園には立ち寄ってみたかったので、娘と共に
日本文化の素晴らしいものを目にすることが出来たことは幸いでした。
目黒雅叙園の中は、まるで竜宮城を連想させるような豪華な装飾の数々でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます