帰省後二日ほど東京に立ち寄りました。
先ずは今回娘がぜひ見たいという築地本願寺へ。
海外からの観光客の中で、東京界隈でこの築地本願寺はとても人気の場所だとか。
私にとっても初めての場所です。
何がそんなに人気があるのかとても興味が沸いてきました。
築地本願寺は、東京、築地にある浄土真宗本願寺派の寺院で、京都の西本願寺を本山とした
西本願寺の直轄寺院であることがわかりました。
でもどう見ても日頃目にする日本古来の寺院建築とは趣が違いまずびっくり!!
それもそのはずで、本堂は1934年に古代インド様式をモチーフとした建物で、
正面は蓮華をモチーフとしたインドの石窟寺院風のデザインになっているのだそうです。
寺院の入り口の緑の扉の上には、寺院とはおよそ似つかわしくない
ステンドグラスがはめ込まれています。
ただ本堂に入るとごく普通の寺院で、そんなに変わったようには見えません。
京都西本願寺で見た本堂とさして違いは感じなかったのですが、、、、
ボランティアで寺院内を案内している方の話では、当時の宗教施設としては珍しい木造ではなく
鉄筋コンクリート造で、大理石彫刻がふんだんに用いられているとのこと。
また当時から本堂には畳ではなく椅子が入れられ参拝所は靴のまま入ることができる上に
スチームストーブがあり冬場の本堂の寒さもスチームストーブにより快適に過ごせるとのこと。
正座が苦手な外国人にとって椅子はありがたいことで、これも人気の一つかなと思っていると~~~
”後ろを見てくださいと”促されて後ろを振り向くと、なんと大きなパイプオルガンが??
お寺にパイプオルガン、、、これも今までに見たことありません。
1970年に寄進されたドイツ製のもので、演奏すると約2000本のパイプから音色があふれ、
まるで音が天井から降ってくるように心地よく本堂を包み込むのだそうです。
ランチタイムや定期的にコンサートも開かれているとのこと。
このあたりりが海外からの観光客に人気があるのかもしれません。
寺院の入り口には英語をはじめ、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語などなど
数か国語に訳された案内が置いてあり、いかに多くの海外からの観光客が来ているかが分かりました。
、
この日も確かに海外からのお客様が熱心にガイドの説明に耳を傾けている光景を見ました。
寺院の外に出ると、ここにも可愛い猫ちゃんが、、、
築地本願寺をねぐらにしているノラちゃんでしょうか、それとも飼い猫???
近づくと,コロッとひっくり返ってポーズをとってくれました。(笑)
観光客が多いせいか人慣れしているようで可愛い猫ちゃんでした。
この築地本願寺からすぐの場所には、築地の場外市場があり新鮮な魚介類の美味しいランチが
食べられる店が多く、その中の一軒に入り新鮮な魚介類がたっぷり入った海鮮丼を頂きました。
食事の後歩いて初めて築地市場の前を通りました。
外からでもかなりの広さの施設だということがわかります。
この築地市場は日本橋から移転して今年で81年とかで、施設の老朽化が進んだため
今年10月には新しく豊洲に移転するようです。
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