風のたより

つれづれに

                          武相荘を訪ねて~~~

2015-08-19 | 横浜&東京散策



私がこの「武相荘」のことを知ったのは、確か数年前NHKで放送された特集の時でした。

日本で最初にジーパンをはいた男!!
マッカーサーに苦言を呈したゆいつの勇気ある日本人!!
白州次郎という人物もその時改めて知った気がします。

その奥さんが白州正子、このお二人のかつてのお住まいを訪ねました。

この日は娘とは別行動し、一人で渋谷から井の頭線と小田急線を乗り継いで~~~
渋谷からの井の頭線が地下3階から出ているとは知らずウロウロ、、、もうすっかりおのぼりさんです。





小田急線の普通に乗り換え鶴川駅で下車。
駅からはバスで5、6分、その後さらに徒歩で5、6分。

バス通りから左への横道の坂を上った先に、やっと「武相荘」がありました。
緑いっぱいの木々に囲まれたお住まいで、左にショップを兼ねた窓口があります。





お住まいに入る手前には広い休憩所があり、黒光りのするクラシックカーが置かれていました。

これはかつて白州次郎が乗っていたイギリス製の名車でしょうか?





左側の階段を下りると、下庭に続く板張りの道が続いています。
その左側の部屋ではこの武相荘の紹介ビデオが流されていました。





一通り見た後は、いよいよこの長屋門を通り母屋へ入ります。





大きな木の向こうに風情ある建物がいくつか見えています。

手前の右には併設されているレストラン(予約制だそうです)があり、離れを挟んで、
その奥に母屋が見えました。





ここから中のお部屋を見学できましたが、、、、残念、部屋の中の撮影は禁止でした。

靴を入れるビニール袋も上ばきのスリッパ入れも大きな籠に入っています。





ここはかつて家畜がいた土間だったところとか。
今はゆったりとした素敵な応接間になっていました。

(この写真は公開されているネットからお借りしています。)





奥座敷には夏限定の設えの展示があり、夏使いの数々のガラスの器が並んでいました。

(この写真もホームページからお借りしています。)





さらに母屋の奥には、白州正子が使っていた書斎が、、、、、

四方にぎっしりと並んだ書籍の数々、読書家だったんですね。(ネットより)





茅葺屋根の大きな母屋の前には、広いお庭があり見学者の為か何脚かの椅子が置いてありました。





椅子の上には、雨上がりの雨粒が光っています。





お庭の先には竹林があり、右側には裏山へと続く山道がありました。

竹薮の中の置かれた由緒ありげなこの石楼は???

せっかく遠くまで来たので、裏山もぐるっと一巡りしてみました。
土地は全部で2000坪ぐらいとか。全部はとても回りきれません。





またお庭に戻り、棟続きのお住まいの前を通り第二ギャラリーへ。

後で分かったのですが、母屋の続きにはここに第一ギャラリーがあったんです。
うっかり見逃してしまい、、、残念でした。





ここが第二ギャラリー。

”どうぞご自由にお入りください”の案内に誘われて、この階段を上った先には、、、、





当時には珍しい、とても洒落たバーカウンターのあり、壁にはお二人の大きなパネル写真が
貼ってありました。
(この写真もネットからお借りしました。)

この部屋でどんな人々と杯を交わしたのでしょう???

今回「武相荘」を訪ね、何事にもとらわれないお二人の素敵な生き方を垣間見せて頂き、とても
大らかな気分にさせていただきました。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
バルちゃんさんへ (風のたより)
2015-08-22 17:32:44
いつもコメントありがとうございます。

今回は渋谷に泊まったので是非一度訪ねて見たいと
思っていました。

白州次郎という人は、こんな日本人がいたのかと思う
ほどの容姿も考えも日本人離れの人ですね。
是非東京方面にお出かけの折には、、、、
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S.T様 (風のたより)
2015-08-22 17:26:43
コメントありがとうございます。

茨城の実家の帰りはいつも東京、横浜に立ち寄って
きます。
特に横浜は 名古屋に来る前に戸塚や瀬谷に数年
住んでいましたから、ついつい懐かしくて、、、

でも今やどこへ行ってもすっかりおのぼりさんです。
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白洲次郎 (バルちぁん)
2015-08-21 12:26:36
大学生の頃に尊敬する人はの欄に書き込んだ記憶がよみがえってきました。

行って見たいな・・・

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風のたより 様 (S,T)
2015-08-20 10:37:40
コメントを送信する先を間違えました。
失礼しました。
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ミスターさわ 様 (S,T)
2015-08-20 10:32:24
相変わらず精力的に活動されているさわさんに脱帽です。
日本の歴史を動かした「白州二郎」、その生活の一旦を垣間みる事が出来て、うれしく思いました。
有難う御座いました。
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