台湾旅行三日目は、台中の市内の彩虹眷村を尋ねました。
バスを下りるとすぐに、カラフルに色どりされた、まさに極彩色の家が現れました。
家の外壁から壁、通路、庭にある置物に至るまで一面に描かれた極彩色の絵です。
この超アート的な絵は一躍インスタグラムで話題になり、今や台湾旅行の人気観光スポットだとか。
でも誰が、何の目的でこん絵を描いたのでしょう??
さぞや若い人かと思いきや、、、、
この絵の中心にいる、このおじさんが描いたというのには驚きました。
戦後に中国大陸からの移住者が暮らした居住区の一つだったこの場所に、香港出身の黄さんが
2008年ごろから”退屈だったから”と描き始めたのだとか。
現在90歳を超えたお年だそうです。
それにしてもこのアート、若者に負けない迫力には圧倒されました。
彩虹眷村を見た後は、バスはさらに進み淡水湖として台湾最大の面積を誇る日月潭にやってきました。
エメラルドグリーンンの湖面が綺麗に見渡せます。
日本の統治時代にはダムの建設もなされ、また避暑地としても開発された歴史もあるようです。
日月潭の名前の由来は、湖に浮かぶ島を境に分けると太陽と月のような形に見えることからとか。
今や台湾屈指のリゾート地になっています。
湖の前に聳えるのは、文武廟。
文武廟は1938年に建立され、廟としては台湾で最大級のものといわれています。
廟は前殿、中殿、後殿の三殿様式になっており、前殿は文廟で文の神である孔子が、
中殿は武廟で武の神である岳飛や関羽が祀られています。
この階段を上って、、、、
前殿(文廟)と中殿(武廟)の間にある九頭の龍の彫刻は、この文武廟の中でも
特に有名な彫刻とか。
中殿(武廟)の境内から見た前殿(文廟)
朱塗りの建物と金の飾り物がますますきらびやかを出しています。
武廟の中に入ってきました。
煌びやかな武聖殿とおびただしい数の金色の仏像が飾られたドーム状の天井。
中央には岳飛(左)関羽(右・赤い顔)が祀られています
この廟の前では面白い占いがあると添乗員の頼さんがやり方を紹介してくれました。
机の上に載っている二つのウリのようなものを持って願いを込めながら祈り、その後ぱっと手から放ちます。
その時片側が表、片側が裏と出ると最高で、表表、裏裏ではダメでとか。
何回もやれますが、一度で裏表が出ると最高といいます。
教えどうりやってみると、、、、、なんと一回で裏表が出ました。
その後引いた竹のおみくじでは99番が出、その99番の竹をもって紙の札99番を頂きます。
その札を開けてみると上吉でした。
上吉は最高とかで書かれている内容に気を良くし、いただいた99番のおみくじの札は
日月潭で引いた思い出のおみくじとして今でも額に入れて飾っています。
当たるも八卦、当たらぬのも八卦といいますが”信じる者は救われる”ですからね。(笑)
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