天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

にっぽん文楽@難波宮跡

2015-10-17 22:07:49 | 観劇
にっぽん文楽@難波宮跡

屋外で文楽ですて!?
3月に東京で興行したものの第二弾。
屋外~?大丈夫かなあ。
三味線は外気の影響を受けるでしょうし、雨は?暑さは?
と、すこーし心配しておりました。

このプロジェクトはより文楽を広めるためだそうです。

演目は

「二人三番叟」
「本朝廿四孝 奥庭狐火の段」

どちらも大好き。特に「本朝廿四孝 奥庭狐火の段」は、好きすぎて自分が「軒付け」を覚えようとしたときにオリジナルでこれ入れます!!と宣言して尚且つ断念したいわくつきの、いえ、それほど好きなんです!

外の車の音、ヘリコプターの音、カラスの鳴き声…は、それはそれと置いといて、案外気にならなかったです。太夫さんは床本が風でめくれるので大変やなあ、と。

今回は床から遠かったこともあり、人形に集中。三番叟の玉男さん、幸助さんの息の合った動きに見惚れ、そしてそして、勘十郎さんの狐火の段っ?!
やっぱ狐と言えば勘十郎さん、勘十郎と言えば狐。異類の妖しさを堪能。
こんなん言うたらなんですけどね、いまの勘十郎さんを見とくべきですよ!

というのもですね、学生時代の先輩で文楽好きな院生の方がいたんですよ。24.5歳の先輩が「玉男の人形がねっ」と言うのを聞いていたにも関わらず、一回しか文楽に行かなかった私を叱ってやりたい!

会場には中西らつ子さんも。らつ子さんも私の文楽の入り口でした。学生時代の私は「Lマガジン」派(イシハラさん、すんません)で、らつ子さんによる文楽あらすじ漫画を楽しみに読んでいたのですよ。にも関わらず、一回しか文楽に見に行かなかった私を叱ってやりたい!

それはともかく20日まで昼夜二回公演、難波宮跡で公演中。
前売り、当日とも二千円です。ふらっと行っても入れると思います。文楽の解説もありますので、はじめての方もお気軽に!




都会に突如現れる木製舞台。


ヒノキのかほり。


隣はNHK。だが、金本監督就任で9時前のニュース飛ぶ。
コメント (2)
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