小雪と 聞けば小雪の 降りそうな
中村 梅士 Baishi
今朝の気温は9℃、幾分暖かいが、昨日の冷たさが身
に染みて、ストーブに火を入れた。
二十四節気の小雪、しかし、全国的に曇りや雨模様、
比較的暖かい天気のようである。
明日は勤労感謝の祝日、仕事は休みだが、あまりお休
み気分ではない。
気分転換に散策に出てみるか・・・。
唐津くんちの写真はたくさん撮ったが、二、三週間で
季節外れになってしまう。
秋を見つけに出かけたい。
久しぶりに遍路道を歩くとしよう。
街中にスマホ族が溢れている。
電車の中は半分以上がスマホをいじっている。
自転車をこぎながら、歩きながらスマホ中心にすれ違
う輩を腹立たしく思う。
未発達の地球人類群なのであろうが、おぞましくさえ
ある。
さまざまな情報サービスが携帯端末に集中しつつある。
一見便利そうで飛びつくのだろうが、過剰な利便は人
間を退化させるものである。
車があると便利だが、その分人は歩かなくなって運動
不足になり、健康を害している。
PCを使うようになって文字を書かなくなった。
万年筆の出番が少なくなった。
PC文書は思考が浅いとも言う。
物事を考えるときは、万年筆で書きながら思考を整理
することにしているが、書くことで、思考の自由が広が
るものである。
電子ブックは便利そうだが、書き込みができないし、
手あかが付くような知的足跡が残らないのがよくない。
電子辞書は便利だが、分厚い辞書も置いておかなけれ
ば不安なる。
六法は紙でなければならない。
何れにしても、原人というべきスマホ族は不愉快であ
る。
現代の情報奴隷というべきであろう。
ITベンチャーの大半は、社会の退化と共に自滅する
だろう。
人間を不便な空間に開放するべきである。
努力とは不便さを道具とするものだからである。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party