felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

ねこ耳少女の量子論

2009-02-22 20:03:04 | 買い物
最近多い萌え系まじめ本。
今度はこんな本を買った。

『ねこ耳少女の量子論』
コミックショップで見かけ、量子論のタイトル(とイラスト)に惹かれて手に取った。
竹内薫の著となっているのでマトモな内容であろうとの判断で購入。ちなみに税込み500円。
この竹内薫でピンと来る様であれば、この手の内容の科学本をかなり読んでいる人だろう。

で、内容だが、主人公の勇希が謎の少女あいりとデート?を重ねながら量子論の大まかなイメージを学ぶというストーリーがマンガで描かれている。
もちろんマンガですんなり理解できるほど量子論は簡単ではない。
しかし、普段は専門書のコーナーに並んでいる内容の本が、マンガ化する事で手に取りやすい所に並び、これまでこの手の内容に興味無かった人達に読んでもらえるのであれば、それはそれで価値があると思う。

量子論って難しいというより、普段馴染みあるニュートン力学とは余りにもかけ離れた量子の振る舞いに困惑してしまうんだと思うんだよね。
だから取っ付き難く、難しいものだと感じるんじゃないかな。
でもそれが量子論の面白いところでもあるんだけど。。。

そんな科学が苦手な人も、このマンガを読んで、ほんの少しでも量子論ってものに興味をもってもらいたい。
若者の理科離れに危惧する私は、切にそう願うのデス。。。