felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

首相が代わって

2010-06-18 23:59:59 | 戯言
首相が鳩山サンから菅サンに代わり、民主の支持率も大幅に回復した様子。
が、これまた前回と同様、民主を支持しているからではなく、他に支持できる政党が無いからに他ならない。
決して菅サンを支持しているのでは無く、他に頼れるものが無いからこそ、もう一度チャンスをやろうという意味だ。

ただ、ここの所、そんな民主党に少しばかりのズルさが目に付いてしまう。
国会の延長も無しに、支持率の少しでも高い間に選挙に持ち込もうとする選挙第一の姿勢。
そして、自民党がリスクを承知でマニフェストに挙げた消費税10%という数値を利用した「抱きつきオバケ」。
それらはどう見てもフェアじゃないが、それが菅サンのやり方なのか?

菅サンは、一見悪そうな人には見えない。
サラリーマン家庭から成り上がった首相だと庶民派のアピールもしているので、国民からの受けは悪く無いだろう。
しかしその実、結構な策士かも知れない。

鳩山サンが普天間問題で叩かれている時は、副総理格の立場でありながら大して表には出て来ず死んだフリ。
本来であれば、鳩山サンと同様に責任を取るべき立場だったはずだ。
内部でどんなやり取りがあったかは知らないが、それが今や日本の首相である。

別に菅サンを悪く言うつもりは無い。
私とて、代わったからには何とかしてもらいたいと少なからずの期待を寄せている身だ。

とは言え、「首相が代わって何かが変わる」などというメデタイ考えは持っていない。
しかし、やはり何かが変わってもらわないと意味が無いし困るのだ。

だからと言って、結局変わったのは消費税率だけだった、なんて事はない様にしてもらいたいものだな。