felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

オタクの逝き方

2010-11-09 23:15:59 | 買い物
本を買った。
別に昨日書いた喪中ハガキの件があったからではない。
この本は、それ以前に買っていた物なのだ。
『オタクの逝き方 ~オレのコレクション死んだらどうなる?』
なかなか興味をソソるタイトルだ。

私を含めオタクという人種は、とにかく物を収集して溜め込んでしまう傾向がある。
そしてそれらは収集している本人や、それらのカテゴリーに精通している者が見れば貴重なお宝であったとしても、価値の分からない者にとっては単なるゴミである事が多い。

もし収集者本人が何らかの理由で急死した場合、それらはどうなるのか。
どうすれば財産(?)処分として最も効果的なのか。
また、開設しているHPやブログはどうなるのか。
ネット銀行での預金や口座は?
そんなオタクであればチョット気になる、いや、一度は考えておく必要のある事についてに触れた本である。

私の唯一の家族である母と弟には、「私の集めたお宝は、処分方法を誤りさえしなければ葬式代くらいにはなる」と伝えてあるが、イザとなればどうなるのだろう?
子供がいれば、おそらくそのまま譲る事になるのだと思う。
しかし、そんな予定もつもりも無い私の事。
二束三文で売却されるか粗大ゴミとして処分されるのだろう。

元々人に譲るなんて考えずに集めた物だ。
粗大ゴミとして処分されたとしても所詮自分の死後の話。
残念がるにしても自身が既にいない訳だし、それはそれで仕方ないと最近は割り切っている。
本気でそこまで考えると、趣味の品なんて何も買えなくなるしね。。。

でも、だとすると、私は一体何のために物を集めるのだろうか…