「平」の書き順について、書き順の記載のある手元の辞書を調べてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f8/f441a00999489c32ddd8c7f0541769d5.jpg)
(『漢辞海』 第3版 三省堂:戸川芳郎監修、佐藤進・濱口富士雄編)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/be/dca896ad768ec1ab830197b517064dee.jpg)
(『現代漢語例解辞典』第2版 小学館:林大監修)
おっ、書き順、あっていました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
「漢字カード」に書かれている書き順とは違っています。どういうことなんだろうと、辞書の凡例を見てみました。
『漢辞海』には、「筆順(明朝体と筆写の楷書との関係)」(p.12)に以下のようにありました。
常用漢字2136字には、標準的な筆順を、筆写の楷書(手書き文字)の字形に近い教科書体の文字で示した。
以下は、『現代漢語例解辞典』のものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/27/7a2c9885d58dc995214225ff3f7a4da5.jpg)
ここに書かれている文科省の「筆順指導の手びき」は、6.当用漢字別表の筆順一覧表(略)として省略されており、確認ができませんでした。残念ですねぇ~。
二つの辞書がそれぞれ「標準的な筆順」「文部省の筆順指導の手引に準拠」としており、『現代漢語例解辞典』にも「ここに取り上げなかった筆順を必ずしも誤りとするものではない」とあるのですから、今までの書き順を直す必要はないようです。
先生が、「違っていてもいいんですよ」とおっしゃっておられたのは、このことを踏まえてのことだったのかもしれません。
又、「常用漢字 中学校編」の「本書の活用にあたって」に、漢字を書く時には、筆順も大切な要素であるが、その掲載は省略した。各部品の筆順をおさえ、字形の説明の流れに沿って書いていけば、書き順通りになるように配慮してある。とあります。
「平」の部首が「干部」であることからすると、「漢字カード」にあるように、部首を書いて最後に「ソ」を書く、という方法が理にかなっているのかもしれません。
折を見て他の字の筆順も確認してみようと思います。
なんと、『現代漢語例解辞典』に万葉仮名についての記述があったのですね! あまりこの辞書は使わなかったので気づきませんでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
「参考」に(へ 甲)とあるのは、「上代特殊仮名遣い」の甲類・乙類の書きわけ「キ・ヒ・ミ・ケ・ヘ・メ・コ・ソ・ト・ノ・ヨ・ロ・モ(古事記・祝詞)」(やっと覚えられた!)の甲類ということですね。
追記:「漢字の正しい筆順(書き順)」で、漢字の筆順の紹介をしています。
日本において一般に通用している「筆順(書き順)」をアニメーションを使って紹介しています。とのことです。
左上にあるボックスに漢字を入力し、「検索」をクリックすると筆順がアニメーションやコマ送りで示されます。
「一般に通用している」とは何を基準とされているのか? 興味あります!
追記:『漢辞海』の筆順に関する記述に勘違いがありましたので、訂正いたしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/a8/ba18a95bb9435b50973a9f34016afc2b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f8/f441a00999489c32ddd8c7f0541769d5.jpg)
(『漢辞海』 第3版 三省堂:戸川芳郎監修、佐藤進・濱口富士雄編)
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(『現代漢語例解辞典』第2版 小学館:林大監修)
おっ、書き順、あっていました。
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「漢字カード」に書かれている書き順とは違っています。どういうことなんだろうと、辞書の凡例を見てみました。
『漢辞海』には、「筆順(明朝体と筆写の楷書との関係)」(p.12)に以下のようにありました。
常用漢字2136字には、標準的な筆順を、筆写の楷書(手書き文字)の字形に近い教科書体の文字で示した。
以下は、『現代漢語例解辞典』のものです。
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ここに書かれている文科省の「筆順指導の手びき」は、6.当用漢字別表の筆順一覧表(略)として省略されており、確認ができませんでした。残念ですねぇ~。
二つの辞書がそれぞれ「標準的な筆順」「文部省の筆順指導の手引に準拠」としており、『現代漢語例解辞典』にも「ここに取り上げなかった筆順を必ずしも誤りとするものではない」とあるのですから、今までの書き順を直す必要はないようです。
先生が、「違っていてもいいんですよ」とおっしゃっておられたのは、このことを踏まえてのことだったのかもしれません。
又、「常用漢字 中学校編」の「本書の活用にあたって」に、漢字を書く時には、筆順も大切な要素であるが、その掲載は省略した。各部品の筆順をおさえ、字形の説明の流れに沿って書いていけば、書き順通りになるように配慮してある。とあります。
「平」の部首が「干部」であることからすると、「漢字カード」にあるように、部首を書いて最後に「ソ」を書く、という方法が理にかなっているのかもしれません。
折を見て他の字の筆順も確認してみようと思います。
なんと、『現代漢語例解辞典』に万葉仮名についての記述があったのですね! あまりこの辞書は使わなかったので気づきませんでした。
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「参考」に(へ 甲)とあるのは、「上代特殊仮名遣い」の甲類・乙類の書きわけ「キ・ヒ・ミ・ケ・ヘ・メ・コ・ソ・ト・ノ・ヨ・ロ・モ(古事記・祝詞)」(やっと覚えられた!)の甲類ということですね。
追記:「漢字の正しい筆順(書き順)」で、漢字の筆順の紹介をしています。
日本において一般に通用している「筆順(書き順)」をアニメーションを使って紹介しています。とのことです。
左上にあるボックスに漢字を入力し、「検索」をクリックすると筆順がアニメーションやコマ送りで示されます。
「一般に通用している」とは何を基準とされているのか? 興味あります!
追記:『漢辞海』の筆順に関する記述に勘違いがありましたので、訂正いたしました。
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